Canteen's tea

デビッド・フィンチャー監督作品

「ベンジャミン・バトン」見ました。

よかった・・・

じんわりと後を引く感動を味わいました。

一晩経って　まだどっぷり映画に浸ってます。

ブラッド・ピット＆ケイト・ブランシェット

ふたりとも最高でした。

ふたりをよく知らなくても

ファンでなくても　見て欲しい映画です。

老若男女どなたでも楽しめると思います。

見た目、形がどうであれ

『人間は生まれて老いて逝く』

不変の真実の中で　

何を思って　どう生きていくか

登場人物それぞれの死を通して

見た人ひとりひとりが

何かを感じることができる映画だと思います。

（逆にこの映画を酷評するしかできない人は

ちょっと気の毒とさえ思います。

所詮　映画、エンタテイメントなんですけどね。）

まずは

ダンサー役のケイトの美しさにうっとり。

とにかく本当に綺麗

見事なプロポーション＆美貌でした。

若さ故のおごりや我儘

ピークを過ぎてじわじわ押し寄せる「老い」への恐れも

自分自身と重なり合って

とても切なかった。

いい年の重ね方をしたいだなんて、綺麗事。

目がだんだん見えなくなって体も硬くなってあちこち脂肪だらけ・・・

もしかしたら自分の名前すらわからなくなる時が来るかも・・・

そして

自分より若くて綺麗な子を見て悲しくなる・・・

あ～～やだやだ

年は取りたくないって正直そう思う。

美しさと名声の絶頂を味わったケイトにも

その現実は容赦なくやって来るわけで

自分の目の前にはだんだん若く眩しくなっていく

ブラッド・ピットがいる・・・

ふたりの運命は・・・・

結末は・・・

まあ　ご覧ください。

ブラッド・ピットの演技力も素晴らしく

切なくて・・・切なくて・・・・

その上キュートでかっこいいし・・・・

もう何も言えません。

ブラッド・ピット最高！！

ＤＶＤ出たら即買うと思います。

でもその前に　もう一度映画館に行きたいな。

「おやすみ　ベンジャミン」