CAPTAINの航海日記

2011/06/04(土)22:50

アサヒビールも気になる。

福島・宮城の地元ネタ(2288)

今日は別のネタで書こうかなと思っていたのですが、福島民友に気になる記事が載っていたので、そちらのネタで書くことにします。 まずは、記事を紹介。 【アサヒビール福島工場 再開9~10月に延期】 「アサヒビール(東京・泉谷直木社長)は3日、東日本大震災で被災した福島工場(本宮市)の製造再開を9~10月ごろに延期すると発表した。 同社は当初、今月中の製造再開を目指していた。ビールの製造設備は復旧して問題ないが、建物の外壁の一部が崩れたままで『安全が第一の食品会社として、イメージ上の問題がある』として外壁工事完了を待つことにした。 福島第一原発事故との関連については『水など原料の自主検査結果には問題はない』という。同社は引き続き、全国の各工場で生産したビールを東北地方に運び対応するとして、ビール販売最盛期の7~8月も必要な生産量は確保できるとしている。」 一見、「ふ~ん、そうなんだ…」とスルーしてしまいそうなニュースですが、よく読んでみると、生産は可能だが外壁に問題があるので3ヶ月も製造再開が延期されるというのは、ちょっと不自然な話です。工場に隣接するビール園が5月20日に営業を再開していることを考えると、工場だって今月中の再開には問題がないはず。だから、この話にはウラがあると言わざるを得ないでしょう。 やはり気になるのが福島第一原発との関係で、工場側が主張する水などの検査内容自体は信用できるにしても、風評被害については如何ともしがたい状況があるようです。アサヒビールに関するYohoo!ファイナンスの掲示板を見ると、福島工場再開について疑義を呈する意見が数多く見られます。場合によっては守谷市にある茨城工場にも突っ込みを入れている投稿者もおり、放射性物質への警戒感が根強いことが伺えます。 品質的には問題ない商品が作れるかもしれない。が、製造を再開することによって株価の下落などステークホルダーに影響が及ぶ可能性がある… 福島工場の再開延期の決定には、アサヒビールのそんなジレンマが垣間見えるように思います。 なお、紹介した掲示板にも書かれていましたが、アサヒビールでは、今年8月末に閉鎖する予定だった西宮工場の閉鎖時期を1年間延期すると先月27日に発表しています。東日本の電力事情が不安定な中、安定した商品供給を行うための措置とのことですが、まさか福島工場の再開も更に1年延期なんてことにならないですよね? 【お届け先・東京23区限定】【1000円以上で送料無料】【平日即日発送】アサヒビール/アサヒスーパードライ 生ビール 5度 500ml

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