CAPTAINの航海日記

2015/05/25(月)23:59

「糸」

マヌケな昔話(228)

昨日受付を手伝ったお通夜でも流れていたのですが、最近、葬儀やお通夜の場で中島みゆきの「糸」を耳にする機会が多いです。歌詞の内容からするとむしろ結婚式の方が似合いそうな気がするのですが、抑揚がなく淡々と流れるメロディーが、葬儀向きと判断されているのかもしれません。 私が初めてこの曲を聴いたのは、1992年に発売された「EAST ASIA」というアルバムでした。この時期私の中で中島みゆきブームみたいなものがあって、アルバムが出るからということで反射的に買ってしまったんですね。確か当時放映されていたドラマ「親愛なる者へ」の主題歌だった「浅い眠り」が収録されていたと記憶しています。 当時聴いた時も、「糸」はやはり淡々とした曲という印象がありました。アルバムのラストに収録されていたものの、直前の曲が彼女がライフワークとしている「夜会」のテーマ曲「二隻の舟」であり、ここで盛り上げた後「糸」でクールダウン…という感じだったでしょうか。だもんで、当時は「糸」が後々まで流れる曲になるとは思ってもみませんでした。 それにしても、どうしてあの時中島みゆきにハマったんだろう? 当時の私は松任谷由実が大嫌い(というか、いわゆる「トレンディー」なものを片っ端から嫌っていた)で、その反発心から中島みゆきに傾斜してしまったと考えるのが妥当なんですが、まぁ、「糸」を聴いていると、1992年当時のいろんな思い出がよみがえってくるものです。 【中古】EAST ASIA(初回限定盤)/中島みゆきCDアルバム/なつメロ

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る