CAPTAINの航海日記

2021/02/19(金)17:47

隣県協定を見直すべきかと…

福島・宮城の地元ネタ(2288)

今日の夕方、宮城県の県立高校の志願状況が発表されましたね。相変わらずの仙台一極集中で、仙台都市圏以外の高校は殆ど定員割れという状況ですね。 志願状況を見ていて福島県民として少し気になるのが、宮城県との間で結んでいる協定について。両県の境界付近にある地域では、隣県の高校への入学が認められているんですね。​こちらの資料の2ページ目に対象地域および通学可能な高校が細かく指定されているのですが、福島県側の高校は梁川、新地両校の統廃合が決まっており、梁川が生徒募集を行わなくなる2023年以降は、白石市内から通学可能な福島県立の高校はゼロとなります。 逆に、福島県から通学可能な宮城県の高校は計4校ありますが、このうち伊具、亘理の両校は今回の志願状況で倍率がかなり低くなっており、特に定員が少ない伊具は、そう遠くない将来に学級減⇒分校化の可能性があると言わざるを得ません。 つまり協定は今後対象校の減少に伴って有名無実化する可能性が高くなる訳で、この際思い切って協定を廃止するか、あるいは衣装地域や通学可能な高校を拡大するか、いずれかの方向性が求められます。 当ブログでも過去に何度かこの話題について書きましたが、個人的には、後者の方が望ましいですね。私立高校に関して言えば相馬市⇒宮城県、白石市⇒福島県という進学パターンがちょくちょく見られますし、福島県北部から仙台高専に進学する流れもある程度あります。だから、県境の市町村限定というケチ臭い考えではなくて、こう変えた方がいいんじゃないでしょうか? 【宮城県】   旧南部学区……福島県県北、相馬両学区の全高校に進学可能   旧中部南学区…福島県相馬学区の全高校に進学可能 【福島県】   県北学区………宮城県旧南部学区の全高校に進学可能   相馬学区………宮城県旧南部、旧中部南両学区の全高校に進学可能 福島県では茨城、栃木両県とはこの形式の協定を結んでいるので、宮城県に対してもこのぐらいの協定を再締結して欲しいと思うのです。 【中古】 南東北 宮城・山形・福島 上撰の旅4/昭文社 【中古】afb​

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