CAPTAINの航海日記

2022/01/14(金)10:55

海部元首相が、

マヌケな昔話(229)

今月9日に亡くなったというニュースが、今日報じられました。私が大学入試に臨む頃に首相だったこともあり、その名前に接し妙な懐かしさを感じてしまった次第。元首相が亡くなって在任当時を思い出すなんて、初めての体験だったかもしれません。 そう言えば、海部氏の首相在任当時「"昔は良かったね"といつも口にしながら生きて行くのは本当に嫌だから」って歌詞の曲が流行りましたっけ(笑)あの時代が良かったなんて特段思わないのですが、今日ばかりは少し気持ちが揺らいだように感じます。 海部氏を振り返って感じるのは、彼を境に首相の垣根がずいぶん低くなったな~ということ。元々小派閥の出身、しかも領袖ではなかったという事情もありますが、私の記憶の中では、首相在任時に、確か箱根駅伝で母校・早大の応援をすべく沿道に姿を見せていたのが強く印象に残っていたりします。その時は、確か(同じく早大出身の)河野洋平氏も従えていたと思いますが、現役首相が箱根駅伝の応援に駆け付けるとは!と、非常に驚きましたね。 あと、海部氏は世襲代議士ではなく、しかも自分の子息に地盤を継がさなかったという点も、特筆されると思います。ご冥福を、お祈り致します。 ​[書籍のメール便同梱は2冊まで]/海部俊樹回想録 自我作古[本/雑誌] / 海部俊樹/〔述〕 垣見洋樹/編​

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