|
テーマ:人口減(146)
カテゴリ:その他の都道府県の話
今年6月1日現在の秋田県の推計人口が公表されました。 900,298人。毎月1,000人以上のペースで人口が減っているので、7月1日現在の推計人口は90万人割れがほぼ確実視されますし、なんなら今日現在の推計人口が既に90万人を割っている可能性があります。少子高齢化のトップランナーを自認する秋田県ですが、人口が100万人を割ったのが確か2017年でしたか。そこからわずか7年で10万人も減るのだから、もはやレッドデータブックに「人間」の項目を加えなければならないのではないか?と思ってしまいます。 ただ、秋田県って、教育先進県も自認していることもあって、国公立大合格者数が結構多かったりするんですよね。今春合格者数がベスト10に入った高校を列挙すると、 1位 秋田 233人(現役194人 既卒39人) 2位 横手 172人(現役160人 既卒12人) 3位 秋田南 166人(現役146人 既卒20人) 4位 大館鳳鳴 134人(現役130人 既卒4人) 5位 本荘 113人(現役のみの人数) 6位 秋田北 111人(現役のみの人数) 7位 秋田中央 84人(現役のみの人数) 8位 能代 71人(現役71人 既卒0人) 9位 湯沢 61人(現役のみの人数) 10位 大曲 58人(現役のみの人数) と、国公立大合格者数が50人を超える高校が10校あるんです。 これ、人口規模がほぼ同程度の郡山経済圏(範囲はこちらを参照のこと。ざっくり書くと、中通り中南部と会津の全域で、2024年4月1日現在の推計人口は913,447人と、同日現在の秋田県(902,060人)と同程度になります)と比較すると、結構な差だということに気付きます。郡山経済圏の高校における国公立大合格者数ベスト10も列挙すると、以下の通り。 1位 安積黎明 186人(現役184人 既卒2人) 2位 安積 176人(現役153人 既卒23人) 3位 会津 121人(現役113人 既卒8人) 4位 白河 118人(現役のみの人数) 5位 郡山 87人(現役83人 既卒4人) 6位 会津学鳳 71人(現役のみの人数) 7位 郡山東 65人(現役のみの人数) 8位 須賀川桐陽 51人(現役のみの人数) 9位 日大東北 47人(現役・既卒の合算人数) 10位 葵 46人(現役のみの人数) ベスト10に入った高校の合計合格者数を足し上げると、秋田県1,203人に対し郡山経済圏968人ですか。う~ん… こうしてみると、郡山経済圏よりも秋田県の方が、地元に貢献したいのか地元から脱出したいのかはわかりませんが、教養を身に着けたいという意欲が強いんじゃないかな~と思ったりします。 ![]() 【ふるさと納税】銘菓詰め合わせ『おばこの郷』 ふるさと納税 秋田県 銘菓 和菓子 お菓子 詰め合わせ セット B9-3501 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.24 10:36:30
コメント(0) | コメントを書く
[その他の都道府県の話] カテゴリの最新記事
|