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2010/10/18(月)11:17

蓮台寺 倉敷

仏閣(472)

正式名称は、由加山 瑜伽大権現 蓮台寺、真言宗御室派別格本山の寺院です。由加山の瑜伽大権現と讃岐国にあった金比羅大権現(現金刀比羅宮)を参る「両参り」と呼ばれる慣習があったというが、その後の神仏分離命令等あり、現在は、「厄除けの瑜伽大権現」として知られている。写真は、以前参拝したときのものも含まれて居ますので、現在の物と違うものがあるかもしれません。五穀豊穣の「ダキニ天」愛染明王権現様の御前立ち 日本一の木造の大きさ「厄除け大不動明王像」  参拝する所からは、この手に触れて、参拝します。紐が結ばれています。 総本殿の二階 本殿 この厨子の中に、 「瑜伽大権現」、本尊「十一面観世音菩薩」、「弘法大師像」があるという。両脇侍 増長天多聞天(毘沙門天)仏殿 阿弥陀如来客殿に向かい、入口の左に、この門が見える天邪鬼が門の屋根を支えています。(笑)客殿を入ったところ能面も良い装飾品になります。花も凛としていました。今年は、寅年なので、虎の置物もありました。恒作衆生利(こうさくしゅうせいり=常に人々を利するように!客殿  狛犬が出迎えてくれます。 右側に、円山応挙の「竹鶏の図」の襖絵があります。県の重要文化財 「菊慈童図屏風」  狩野山楽 画 と伝えられている。不老長寿に関する中国の物語に出てくる菊慈童を画題にしている。周の王に寵愛された?菊慈童は、人々のそねみから罪に問われ、都を追われて山に入ります。渓流のほとりに咲く菊の葉に経文を書きつけたところ、その葉に落ちた露がしたたって、霊薬水となり、それを飲んだ彼は、いつまでも美少年の姿で長命を保ったということです。(パンフレットより) 門の飾り瓦「八仙の間」  8人の中国の仙人が描かれています。 江戸時代のものですが、保存状態が非常に良いように思います。杉絵  古いものなのに、鹿の毛が立体的にふさふさしているように見えます。すごい!正面掛け軸の蓮台寺の字は、備前藩主 池田治政公の直筆でそうです。その両側の古伊万里焼の壷は、至宝だそうです。(遠くて良く見えませんが・・) 客殿庭園 上が権現堂客殿からは、左の廊下階段を通り、権現堂に行ける。客殿 手水鉢薬師如来権現堂内に、不動明王、矜羯羅童子(こんがらどうじ)、制咤迦童子(せいたかどうじ)南無増吽尊師像襖絵になっていた応挙の「竹鶏の図」の一部のコピーは、色紙で購入できます。以上

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