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カテゴリ:仏閣
岡山県玉野市の日比(ひび)という所の小高い丘(天神山というらしい)の上にヨーロッパの城郭のような寺院があります。正式名称は、與楽山 常光寺 観音院 (通称:日比観音院)、 高野山真言宗の寺院があります。 空海の故郷の讃岐の国が見え、本堂の厨子の中には、その空海が彫ったと伝えられる本尊の十一面観世音菩薩像があるそうです。 参道となる石階段途中にある 石灯籠 山門 山門手前から見える地蔵尊と鐘楼 笑顔の良い地蔵菩薩 平安時代の歌人で、役人で、地獄との使者であった小野篁が隠岐に流された間の伝説の1つ。 「阿古奈地蔵」と言われていたのが、いつのまにか「あごなし地蔵」となった。 鐘楼の鬼瓦 本尊にあやかって? 平和観音も十一面観世音菩薩になっています。 「山川異域 風月同天 寄諸仏子 共結来縁 (山川域を異にすれども、風月天を同じくし、諸仏子に寄りて、共に来縁を結ばん)」 これは、奈良朝の長屋王が、鑑真和上を日本に招請するときに書いた漢文として有名ですが、この石碑の「風月同天・・・ 」も、意味のイメージが分かる気がします。(笑) 本堂 早朝6時は、開いてないですね!(苦笑) 亀が支えています。 與楽山の扁額 龍の彫刻 眼がはっきりするだけで、表情がはっきりします! 鬼瓦 この近くの山は、上から石が落ちそうな所が沢山あるように思うのですが、昔から、こんな状態なので問題ないそうです。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.16 11:40:07
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