カテゴリ:遠足
8月14日と25日の2日間を使って見学した今城塚古墳とその周辺ですが、最後は古墳に登った時の様子をご紹介します。これでラストです。
芝生の張られた内濠を横切るように歩いて、後円部に付けられた階段を上ります。 墳丘上は夏草に覆われてこんなです。^^; 鎌倉時代の盗掘に始まって戦国時代に砦に使われたり、慶長伏見大地震で大規模な倒壊があったりして墳丘は随分と痛めつけられています。地震で思い出しました、この辺りは有馬・高槻断層という関西では有名な活断層が走ってます。去年の春にも随分被害が出ました。 そんなことで墳丘の三段目が失われています。 低くなった後円部の雑木林の隙間から南東に生駒山地が見えます。 冬場に来るともう少し違った景色になるんだろうなと思いつつ... 薮蚊に刺されつつ... 調査の際に重要な発見があった場所には説明書きがあります。 足元の石にも何か意味があるんじゃないかとシゲシゲと見入ってしまう。 墳丘を降りて内濠を囲む堤を一周することにします。広角28mmだと後円部全体が入んないです。 今は陸上競技場みたいな姿ですが、かつて内濠には水が張られていました。 前方部の一部では濠を当時の姿で再現しています。北東角から南西角へ回り込みます。 25mmでかろうじてこんな感じ。 人による破壊と自然災害が重なって傷みの大きい今城塚古墳ですが、大王墓では?と言われるだけあって学術的価値は高いです。掘らないと分からないもんですね。 さてと次はどこへ行こうかな。^^ 継体天皇二つの陵墓、四つの王宮 [ 森田克行 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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