テーマ:読書備忘録(1344)
カテゴリ:本屋大賞ノミネート作品
新世界より 貴志 祐介
随分前に読んだ「悪の教典」の読後感が非常に悪かったせいで、読むのを避けていた貴志祐介作品。 それとは違う意味で気持ち悪かった。 主人公の渡辺早季の手記で始まり、手記で結ぶSF物語。 倒すことが不可能と思われた悪鬼を意外な手段で倒してしまったのは、物語の根底にあった遺伝子的にはあり得ない方法で狡いと思った。 物語全般に気持ちの悪そうな生き物が出てくるので、その類が苦手な人は読まない方がいいかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.30 10:56:02
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