テーマ:読書備忘録(1344)
カテゴリ:本屋大賞ノミネート作品
暗幕のゲルニカ 原田 マハ
ピカソの「ゲルニカ」を理解していなかった。 というか、あの絵が何故“ゲルニカ”だったのかまったく知らなかった。 物語は、20世紀のドラ・マール(実在)の視点と21世紀の八神瑤子の視点で交互に描かれている。 ピカソの「ゲルニカ」が中心に描かれているので、ややしつこい感があるくだりは、あちらこちらで目にするが我慢しよう。 しかし瑤子が拉致られてからの展開は、都合良く取って付けた感があり、そこまで非常に良かったので残念。 結末も尻切れトンボ。 だいたい現実的ではない。 もう少し何とかならなかったのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.08.25 19:56:20
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