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2008.08.27
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カテゴリ:■一日一賢
今日の一日一賢



■映画新作ガイド 「能登の花ヨメ」





イントロダクション





(c)「能登の花ヨメ」製作委員会



 都会で働く長男。故郷の広い家で、ひとり暮らしの母親。その長男が結婚することになった。花嫁は都会育ちで、田舎での生活など考えられない……。

 映画「能登の花ヨメ」の主人公たちのシチュエーションは、そのまま現代の縮図。おそらく同じような状況にある人たちが今の日本には何十万人、何百万人といるに違いない。故郷に残した母親や父親の老後をどうするのか、いずれ田舎に帰るのか、老いた両親を東京に呼び寄せて同居するのか、いまのままの状態が両親の死まで続くのか。

 選択に正解はないけれど、映画の主人公のみゆきは、田舎で暮らす夫の母親のもとに出向いて、都会と地方に引き裂かれて暮らさざるを得ない家族のあり方に、真摯(しんし)に向き合う。そしてほんの少しだけだが、将来の選択へのヒントを見つける。

 ヒロイン・みゆきはNHK連続テレビ小説「あぐり」でデビューの田中美里。対する姑(しゅうとめ)・松子を演じるのはTBS「渡る世間は鬼ばかり」待望の新シリーズ放映中の大女優、泉ピン子、ふたりを見守るフジばあさんに漫才協会の名誉会長もつとめる内海桂子という豪華キャストが競演。そして、甲本雅裕、松尾貴史、本田博太郎ら実力派が、厳しい環境のなかで心を寄せあって暮らす人々の優しさを紡ぐ。

 監督は本作が2作目となる白羽弥仁。神戸の震災で従兄弟を亡くしたやるせない思いを能登半島地震に重ねて描き、「HANA-BI」の山本英夫のカメラが勇壮な能登のキリコ祭りと暖かな故郷を映しだす。大江千里が手がけた初サントラはどこか懐かしく、岩崎宏美の主題歌「始まりの詩(ルビ・うた)、あなたへ」が心に染みわたる。





ストーリー







 広告会社の派遣OL生活にピリオドを打ち、東京での挙式準備中のみゆきは、交通事故で身動きがとれない婚約者の母のため、震災のツメ跡が残る能登へ単身訪れる。

 姑・松子と近所に住むフジばあさんがお茶をすすっている古い大きな家で、跳びはねる魚をさばき、ヤギにえさをやる。松子はねぎらいの言葉もなく、ギプスで動けないはずの片足でこれみよがしにテキパキ働く。みゆきの情けなさはすぐさま近所中の知るところとなり、立つ瀬のないみゆき。初めての土地、初めての嫁対姑。東京に逃げ帰ろうとするみゆきを、フジばあさんは「みーんな、仲いいがいい」とさとすのだった。

 みゆきは、都会と異なる暮らしぶりや環境に戸惑いながらも、地域の人たちと共に生きていく喜びや家族と一緒に暮らしていく意味を見いだしていく。





キャスト







 藤川みゆき/田中美里
 
 竹原松子/泉ピン子
 
 フジばあさん/内海桂子
 
 フジばあさんの息子・山田信之助/本田博太郎
 
 地域のリーダー的世話人・鹿島/松尾貴史
 
 紘一のいとこ・高倉茂雄/甲本雅裕
 
 みゆきの婚約者・竹原紘一/池内万作
 
 紘一の弟健二の妻・近上野香/水町レイコ
 
 夫を漁で失い被災し朝市で商う女性・中浜海乃/松永京子
 
 紘一の弟・上野健二/平山広行
 
 海乃の娘・桃/八木優希

 監督:白羽弥仁








公式ホームページ













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最終更新日  2008.08.27 05:41:54
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