2424602 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

楽天塾

楽天塾

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2022.11.26
XML
カテゴリ:旅行専科









●穂高岳 ほたかだけ 長野県と岐阜県 3,190m/



穂高連峰


・・・北穂高岳2002(1/2)=穂高岳1/4(11/17投稿より) より続く



登山記録:2001年9月23日

涸沢岳から穂高岳山荘へ

北穂から下る。涸沢(からさわ)に下る一般道と同じ道だが、すぐに分岐点に出る。
たくさんの登山者と別れて、涸沢岳に向かう道に入る。まず南峰に登る。
鋭い岩峰である。山頂に標識はなかった。
この北穂高岳南峰からは涸沢岳に続く道を見ることができる。
これはいったい何ナノだと叫びたくなる険しい道が続いている。さっきの大キレットもすごかったが、それに輪をかけたようなすごい道だ。
ゴジラの背鰭のようなギザギザの道が続いている。
ここからもひたすら、目の前の岩を攀じることに専念することになった。
最後の鎖を登ってようやく涸沢岳の山頂の一角に立ったときは、本当にほっとした。
涸沢岳にはたくさんの人が登っていた。
すぐ下に穂高岳山荘が見える。
槍、穂高縦走の核心部は終わった。ただ、ため息が出た。。
小屋に着いたのは3時少し前。
テント場はほとんどいっぱいになっていたが、なんとか空き地を見つけてテントを張った。丸石がゴロゴロしていて、快適な場所とはいえないのだが仕方がない。
テント場の真ん中がヘリポートになっていて、そこは真ん丸のコンクリート平地になっている。小屋で缶ビールを買ってきて、このヘリポートに座り込み、今日の自分の奮闘に一人で乾杯した。

夕日が沈むのを見物した。
笠ヶ岳の向こうに白山があって、その右に太陽が真っ赤になって沈んでいった。
目の前に奥穂が聳えている。その岩肌が夕日で赤く染まった。奥穂の上には白い三日月が見えた。
東には常念岳がみえる。その向こうには左に浅間山、そして長く連なる八ヶ岳連峰、少し離れて南アルプスの連なりが見える。さらにかなたには富士山も見えた。
山々が次第に暮れていく。
すばらしい山の夕暮れである。。

今日はテントの中を工夫した。ともかく昨日は寒くて眠れなかったので、テントの中に敷いていた銀シートをシュラフの上に掛けて寝ることにした。
そして足はザックにつっこんで寝た。おかげで昨日よりは暖かかった。




北穂からはすごい岩稜が続く



涸沢岳山頂



涸沢岳山頂から槍ヶ岳



ジャンダルムと西穂へ続く岩稜



笠ヶ岳に夕陽が沈む






































・・・北穂高岳2002(2/2)=穂高岳3/4(12/8投稿予定) に続く







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.11.26 05:00:08
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.