自分へのクリスマスプレゼントは…?
「自分へのご褒美」が当たり前のご時世になってきたような気がする。友人の中には「旦那の趣味には期待できないから」自分で本当に欲しいを物を買う、と言う人もいる。(^^;めちゃくちゃ趣味じゃない高価なものを彼や旦那に貰ってしまった時のバツの悪さは大人の女性なら誰もが知っている感覚だろう。そして、勝手に店に持って行ってもっと自分の好みのものと交換などしようものなら、それこそ一生根に持たれるのだ!(それが原因の一つで離婚した夫婦を1組知っている)また、別の友人は、日頃から通っているサロンでのスペシャルトリートメントなんて貰っても、どうせ日頃から自分でお金出して行っているものなんだから、嬉しくもスペシャルでもないと言う。それも一理ある。(もちろん、行きつけのネイルサロンの$100分のギフト券を貰って、ものすご~く喜ぶ友人もいる)私は今年は、ず~っと欲しかった編み針のセットがいいかな、なんて思っている。ニットプロ シンフォニーローズ かぎ針セット気が付いたら小学生の頃、アメリカで母に買って貰った38年余り前から持っている編み針を今でも使っている。はっきり言ってどこも悪くなっていない。輪針に至っては金属の針の部分も、ポリアミドの輪の部分も、どこも全く劣化していない。これがゴミとして捨てられていたら、原形をとどめたまま、環境を汚染しているのか…と思うと血の気も引く思いだが、そんな「マイビンテージ」と呼べるものがありながらも、やはりワンランク上の道具に憧れている自分がいる。ニットプロという輸入ものの、シンフォニーウッドというカラフルな木はとても素敵である。同様にローズウッドのシリーズもあり、これもまた木の重厚な色合いとぬくもりが何とも言えない渋い、玄人好みのものである。また、日本人として、そして、編み針や茶筅の産地である奈良で育ったものとしては、竹の編み針も捨てがたい。【新商品☆】持ち運びに便利な輪針セットです!クロバー/匠輪針セット<コンボ> 【クロバー】【特価】【編み物】ちなみに、この11,760円と言う価格は、今、楽天で一番安いと思う。地元の手芸店で「定価16,800円のところ、会員価格15,000円です」と、言われたが、楽天でも多くのショップが13,400円とか13,440円で売っているところ、ここだけ11,760円です。60通りの組み合わせが作れると言うことで、編み針のレゴみたいなものですが、少なくとも60,000円の価値はあります!!!とのこと。。。近年匠の針は何本か買って使っているが、確かに手にも毛糸にも優しくて物はいい。一方で電子ブックリーダーのKindle Fire HDも気になるし…Koboなどもみてみたいし…と、思いながらもアナログな物には強烈な魅力がある。先日、ANAの会員誌が届いたが、男性をメインターゲットに作っているこの会員誌ではまたまた万年筆特集をしていた。デジタルツールも欲しいし、万年筆も捨てられない!というビジネスマンは確実に増えているように思う。巻頭の特集に出ていたセレブなタレント&コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏も、「最近手で書くことに開眼」と、ノートをお披露目していた。もっとも彼の場合は、手書きのメモをiPhoneのEvernoteアプリで撮影して、"hand written"のタグを付けてPCでも共有する、という「デジアナ」作戦で、しかも(やっぱり)フリクション使っているみたいだが…手で書く、手で編む…手を使ってアナログに何かすることはデジタルな今だからなおさら必要なことのように思う。EvernoteのHPでは、デジタルとアナログの長短を面白いビデオで紹介して、「だから両方併せるといいでしょ」と、10月にMOLSKINEとコラボして作ったノートを紹介していたが、とにかく手で何かやる時はやっぱりいい道具が欲しくなる。万年筆は大学生のころ、「お前は筆圧が高いから万年筆がいいよ」と、当時の彼が買ってくれたプラチナの万年筆以来、必ずいつもお気に入りがあって、ずっと使い続けている。インクも大好きなレオナルド・ダヴィンチと言う名前のセピア色や、私の英語名前を共有するユール・ヴェルネと言う名前のブルーの他、「オットマン・ローズ」という深いボルドー、そして工業デザインの傑作と言われるモンブランのボトルに入っているグリーンなどを愛用している。数年前、旦那に「日本にはこの1本しかないんだよ、今のところ」と、言われたカルティエの金箔を貼った黒の漆塗りの万年筆を貰って以来、自分用の万年筆は新調していないが、いつか子どもたちにはペリカンやファーバーカステルが出している子ども用のカラフルで楽しい万年筆をあげたいな、と思っている。【万年筆】【ファーバーカステル FABER-CASTELL】【筆記具なら高級万年筆の文栄堂】ファーバーカステル スクール 万年筆大人用の物はゴールドなど、柔らかくて芸術品のように美しいペン先があるが、子ども用の万年筆は耐久性重視のスチールが多い。でも、とってもポップで可愛くて、自分でも使いたくなってしまう。しかもこの価格!使い捨てボールペンなどよりも、カートリッジではなく、吸引式のパーツを付けて、ボトルインクを使う喜びを教えてあげたい。アナログと言えば、靴好きの男性なら、ちゃんとした靴のお手入れセット等も欲しいものの一つに上がることもあるだろう。誂えの靴しかはかない友人は、ムートンの靴磨きを必ず旅行カバンに入れて持ち歩いている。(私の場合はベビーオイルと、靴の汚れを落とすためのセム革だけだが…)私は今年はやっぱり、編み針かな?