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北方領土問題の早期解決を訴える「北方領土返還要求全国大会」が7日昼、東京都内で開かれ、安倍晋三首相はあいさつで「領土問題を解決に向けて進展させるよう強い意思を持ってロシアと交渉する」と力を込めた。 大会には安倍首相のほか元島民、国会議員、自治体関係者ら約1500人が参加。第1部は元島民らによるグループトークで、島に住んでいたときの思い出などが語られ、参加者らは「死ぬ前に生まれた場所に立ちたい」「ふるさとが目の前にあるのに行けない」と切実な思いを訴えた。続く第2部では各関係団体代表らが、それぞれの立場から領土返還を求めた。 今回は安倍首相が政権に返り咲いてから初の大会となり、出席した元島民の松村智さん(81)は「安倍首相は他の人より領土問題について言うべきことは言うので期待している。自分が元気でいるうちに島に戻れるようにしてほしい」と期待を寄せた。 択捉以南の北方四島は安政2年(1855年)2月7日に調印した日露通好条約で日本の領土と確認された。これにちなんで政府は2月7日を「北方領土の日」と定め、毎年この日に全国大会を開いている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月07日 15時37分27秒
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