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カテゴリ:国際ニュース
中国のネット上には、毎週のように公衆の面前で排泄する子供の写真が公開されている。当然のごとく、その子供の両親や祖父母に対する非難が殺到しているが、こうした行為はなぜなくならないのか?
多くの場合は子供だが、大人の排泄行為を目撃することも。中国の農村部では「青空トイレ(屋根のないトイレ)」が今でも多い。北京などの大都市の公衆トイレは、北京五輪を機に大きく改善したが、その他の都市の公衆トイレは惨たんたる状況だ。中国では昔から公衆トイレの数が圧倒的に足りない。しかも紙おむつは普及していない。トイレが見つからなければ、親はその場で子供に排便・排尿をさせるしかないのだ。子供に股割れパンツ(すぐに排泄できるよう、股の部分が初めから開いているパンツ)を履かせているのはそのためだ。 中国の中産階級には紙おむつを買う経済能力はあるのだが、実際には股割れパンツを履かせている。もし子供たちの面倒をみているのが親でなく、祖父母たちならば、ところかまわず子供に排泄させるのはさらに当然のこと。なぜなら彼らがそうして育てられたからだ。「どこでもトイレ」が当たり前の子供は、大人になっても人前での排泄が平気でできる。つまり、親の教育が問題なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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