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2007年01月03日
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カテゴリ:食・健康
私はきょうから仕事始め。休憩時間に書いています。



年末年始に入った飲食店で、印象に残ったというか驚いたところがあります。


1店目は、回転寿司。カウンター席にもボックス席にもパソコンのモニターが据え付けられていました。私は友人とボックス席に案内され、店員に使い方を説明されました。



何という名称だったか、引っ張るとスルスルと伸びる指揮棒のようなやつで、モニターを指して、好みのものを注文するのです。



注文してしばらくすると、ベルトコンベアーで寿司皿が流れてきて、私たちのところに自動で流れ込んできます。


料金は注文ごとに自動的に計算され、積み上がった皿を店員が数えるような必要はありません。



モニターの「注文状況」を見ると、出されたものとまだ出されていないものが色分けされていて、一目瞭然。「割り勘」を見ることもできます。



こういう店は都内では珍しくないのかもしれませんが、私は初めてで、当惑したり感心したり。




2店目は、上野駅の駅ビルにある博多ラーメンの店です。ここは、左右が仕切られたカウンター席だけで、席に座ってオーダー用紙で好みの味を選ぶシステムになっています。調理場は見えません。店員も首から下の上半身というか手だけしか見えず、顔が分かりません。



まるで、ラブホテルのフロントです。


さらに、ラーメンを運ぶと、正面のすだれを下ろしてしまうのです。味に集中してもらうため、ということです。



「替え玉」を頼む時も、金属製の小さなプレートをテーブルのボタンの上に乗せるだけです。乗せるとチャルメラの音が鳴り、店員に知らせる仕組みです。


変にシステマチックです。




相手の目を見て話すことは会話における基本中の基本。2店に共通しているのは、店と客との心(血)の通ったやり取りに欠けるという点です。これでは、そこそこおいしくても、心が豊かになりません。




接客とはどうあるべきか、を考えさせられた2店でした。



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最終更新日  2007年01月03日 16時06分56秒
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