カテゴリ:希土類元素(レア・アース)ってなあに?
トランペットフラワーが満開。
違う株も同じ花。 良く茂ったトランペットフラワー。 「希土類元素(41)」(10/19続き) 「イットリウム(4)キュービックジルコニア」 イットリウムは金属元素だが、酸化物として他の元素と複合酸化物になり、担体元素化合物の持つ性質の欠点を改善する。 ・イットリウム安定化ジルコニア(YSZ)ジルコニア(酸化ジルコニウム)は硬くて脆い性質だが、酸化イットリウム(イットリア)を固溶(均質な固体溶液)させると靭性が増す。特にキュービックジルコニア(CZ)といわれる立方体単結晶は、融点2700℃、モース硬度8.5と硬く、ダイヤモンドと同程度の屈折率を持ち、ブリリアンカットすれば素人目にはダイヤモンドと見分けが付かないほど美しい宝石になる。しかも価格が1カラット1ドル以下と安価なので、大きく高価なダイヤモンドを持つ貴婦人は、盗難防止のためジルコニアのイミテーションを造り、本物は金庫に保管しているそうである。 キュービックジルコニアは、酸化ジルコニウムにイットリウム、カルシウム、マグネシウム、ハフニウムなどを4-14%加えた立方晶で、着色金属を微量添加すると加えた金属種によって、赤、橙、青、緑、ピンク、琥珀色に着色するので、京セラでは「クレサンベール」のブランドで販売している。 <このブログをお読みの方は、「中国のレア・アース(希土類元素)欧米にも輸出禁止」の報道に心配されているのではないでしょうか?確かに先端材料ですから、中国もこれ幸いと稼ぎまくる魂胆でしょう。でも、パニックになってはいけません!一般の人はこれまで「レア・アース」の「レ」の字も知らなかったのですから。取り合い合戦が始まると、中国と、一攫千金を狙うブローカーが喜ぶだけですから。確かに先端産業の進歩は遅れるかもしれませんが、世界はそんなに甘くはありません。きっといい道を歩むでしょう。11月中旬に最新の業界情報が得られますので、それまでお待ちください。 昨日はゴルフ帰りに買って帰った黒豆枝豆をゆがいて、ビール飲んだら美味しかった。これ、地元の特権!> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 21, 2010 09:03:42 AM
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