わたしのブログ

イタリア・パレルモ・カタコンベ(1920死去の幼児とアメリカ総領事）

「かずさんの人生録（400）」（俳句123）

2009年１０月２日　ブログ「山本蓬石 句集（初期）」（１２３）

イタリア・パレルモ・カタコンベ。カプチーニ教会の半地下の墓地。生前の衣服を着て、棚に寝ているのやら、立ち姿、お棺に入っている遺体。教会へ行けば生きているようなご先祖様に会えるとは、ちょっと異様な感じがする。

「山本蓬石 句集（初期）」（１２３）（９／２６続き）

　　　16　ミンミンの　競い鳴きても　秋は其処

　　　　　虫の音を　今日見つけたり　夏最中

　　　　　ミンミンに　ツクツクアブラ　朝昼晩

　　　　　済んだ声　ミンミン競う　後わずか

　　　30　昼までの　無風嘘のよう　夏嵐

　　　　　これでもか　ホームの熱気　秋は未だ

　　　　　真夏日の　いつまで続く　雨恋し

　　　　　節水の　がなり声聞き　暑さ増し

　　　31　夕焼けの　縁取り雲は　雨の後

　　　　　稲妻の　遠く雲立ち　雨もやい

＜2009.10.2　新型インフルエンザが蔓延している。９月２５日の１週間で、全国医療機関5000病院の受診者が２７万人で、発症者が２万６千人を超えたという。じわりじわりと身近に忍び寄ってきている。先日も、友人が４０度の発熱をしたので、病院で簡易検査を受けたが、A型ウイルスは陰性だったというが、怪しいものだ。近くの中学校で、１クラスに５人、１０人と欠席し、男子の３０％欠席者も出たそうだが、学級閉鎖も休校の措置も執られていない。自治体の基準はまちまちで学校任せ。休校措置が遅れて大集団発症した学校も出た。５月に神戸まつりを中止した騒動は何だったんだろう。神戸が悪者にされて、マスクが売り切れて大変だったが、これだけ蔓延しているのに、休校にしないわ、マスクしている人はちらほらとは。自分はうつらないと自信を持っている人か、罹かっている人が他の人にもうつしたいと行動しているのかな？。＞

＜今朝は雲の広がった空模様で、雨は降らなさそうである。山は少し霞みが掛かり、あちらこちらの山の山桜が美しい。11℃45％で薄ら寒く、庭の桜は散ってしまい、鶯が幼声で鳴きだした。春本番到来！

コロナウィルスもいよいよ第4次か？一向に収束の気配なし。蔓延防止法に期待しても駄目だろう。＞