|
カテゴリ:自分との出会いを求めて
仕事の帰りに本屋に寄り道をした。
特に何かの本を買おうと思ってのことではないのでつらつらと見て回っていたのだが、何やら面白そうなハードカバーを見つけてしまった。 『へんな生き物』だったかな? タイトル。 要するに、人間の目から見たら奇妙奇天烈な生態をもつ生物を集めて紹介している本で、見開きの右に挿絵、左に説明という構成。 まあ、その生物にしてみれば人間の方がよっぽどヘンテコな生態なんだろうけども。 ぱらぱらと立ち読みしてみると、やはり水中の生き物や虫が多い。 福岡に行った時に水族館で見たバカみたいにでっかいウミウシの仲間らしきものも載っていた。 面白ーい。 その横にはフューチャー・イズ・ワイルドのシリーズもあって、今この手に札束、もしくは図書券束があれば即買うのに! と歯噛みした。 こういうの好きなんだよなー。深海生物についての本とか。 ホウネンエソやセンジュナマコ、ハオリムシなんかを見て「可愛い(はぁと)」なんていう女性はあんましいないと思うが、私はまさにその“あんましいない人”。 以前ダ▽ドードリンコのスポーツドリンクのおまけに、深海生物のフィギュアのおまけがついていた時はたいしてスポーツなんかしないくせにそのスポーツドリンクばっかり飲んでいた。 どうしてもユメナマコが欲しくてねぇ。 今こうして開いているブラウザのお気に入りにも、水族館や、海洋生物や海底遺跡に関する論文等が載っているサイトが登録されている。 札幌には海がないし、北海道の海にいるのはおいしいけど見た目はパッとしない魚ばかりだから、海や海の生き物に憧れるようになったのだろう。 旅先でもよく水族館に行く。 新潟ではマリンピア日本海。東京では品川水族館とサンシャイン水族館。大阪では海遊館。名古屋の名古屋港水族館。福岡で海の中道。そして一昨日行った、八戸の水産科学館マリエント。…こうして列記してみると結構行ってるなー。 道内なら日本最北のノシャップ寒流水族館にも行ったし、買い物のついでに気軽に行けるサンピアザ水族館もお気に入りだ。 千歳のインディアン水車のところにあるサケ科学館にも何度か行った。昔勤めていた会社の社員旅行では登別のマリンパークに行った。 でもやっぱり、一番行っていて一番立派なのは小樽市にあるおたる水族館だ。小樽から日帰りできるエリアに生まれたら、誰もが人生で最初に行く水族館なのではないだろうか。 そんな、最も馴染みのある、ある意味水族館のスタンダードとなっているおたる水族館。 なんでもアジア最大級なんだそうだ。 そりゃー他のどの水族館に行ったって、思いのほか早く出口にたどり着いちゃって、後ろを振り返って「えっ、これだけ?」って思うわよ。 おたる水族館は古いだけにあまり工夫はないが、とにかくでかい水槽に圧倒される。 外の展示の海獣どもも、人間なれしてて愉快だ。 なんて言ってたら行きたくなってきたなぁ。 おたるは遠いから、せめてサンピアザに行こうかな。 ところで会社からの帰り道にはいくつか公園があって、そのそれぞれに「変質者が出ますので気をつけましょう」という看板が立っている。 しかし私が通る時に、そういった変な生物が公園にいたことはない。 実は私は生まれてこのかた、変質者に出くわしたことも痴漢にあったこともない。 もしかしたらコイツそうかな、というのはいたが、向こうが何も行動を起こさないうちに回避したので実質遭遇してはいない。 いたらコテンパンにやっつけてやろうと思ってるのになぁ。 …なんて思ってるから出て来ないんだろうな、命の危険を察して(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|