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カテゴリ:遊ぶ金欲しさに…労働
勤務時間の終わる間際、営業部の女性が「これに決まったからー」と持って来た1枚のカラーコピー。
以前、私がやけっぱちのように大量のバリエーションをつけて提案を出した、ある新設校の校章バッジのデザインだ。 その中の一つが採用になったとのこと。 ま、デザインと言っても、先に決まってた校章をどうバッジにしやすい形にするか、どこに色をつけるかを考えただけなんだけど。 営業がその仕事を持って来た時は、ただ他の仕事同様、デザインを考えてフォトショップで色つけてプリントアウトしただけだったのだが、決まった、と言われて決定稿を出して、勤務時間が終わって帰りのバスに乗ったところで、待てよ、と思った。 バッジって、残って行くよなー、と。 純粋に私が1から作ったものじゃないけど、私の脳から搾り出されたものがこれから青春時代に突入する子供達の想い出の風景の中について回り、もしかしたら私がこの地上から消えた後もずっと続いていくのかも知れない、と考えたら… なんだよ、結構えらい仕事しちゃったんじゃん、自分。 ずっとクローゼットの片隅に転がっていて、その子が独立して家を出る時に荷物を片付けていてそれを見つけて、青春の頃を思い出しちゃったりとか、するのかなー。 そんなちっちゃくてあったかいドラマが私の知らないところで繰り広げられたら楽しいな。 帰宅して、いつもの作業。 最近部屋が寒いので、作業中は長袖Tシャツの上に100均で買ったサウナスーツを着ている。 これが100円ながらあったかいんだー。 タイピングの時は背中の筋肉を使うから、かぶるパーカーになっているこのサウナスーツは背筋の保護にちょうどいい。 侮れませんねー、100均。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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