なんかちょっとしたことで微妙に凹んだりするのが蓄積してくると、やっぱり全体的に凹みがちになる。
そんな時には街で好きなものを見て歩くのが一番。
文房具、画材、手芸材料と私は好きなものが多いから、これで大抵はすっきりする。
それでもパキッとしない時は、紀伊国屋。それも札幌駅のとこの、2階建てのでかいとこ。
最近はそこで仏教芸術についての本を漁っている。で、ほとんど立ち読みだけど、たまに買う。
今日は仏像関係の本を見ていたら、いつの間にか1時間経っていた。
そしてなんとなく凹んだ気分もどこかへ消えていた。
気分の凹み具合によっては、紀伊国屋じゃなくてヴィレッジヴァンガードの方がいいこともあるけど。
いずれにせよ、本は薬だ。
時に睡眠薬となり、時に抗うつ剤となり、鎮静剤にもなり眠気覚ましにもなる。
そして副作用は、ほぼない。
もうすぐ終わっちゃうけど、今年は国民読書年。
私はそれにのっかったわけじゃないけど、ちょっとした拍子に畠中恵さんの小説にはまって文庫化されたのは全部読んだ。
やっぱ日本人は紙の本だよねぇ。電子書籍なんて味気なくていけねぇや。
私は老眼鏡(ていうか遠近両用メガネ or コンタクト)を使うようになっても、紙の本を読み続けるわさ。出版業界頑張れー。
四十路突入まで、あと351日。