続きは、球場で。

今日は３年前から毎年恒例になった経営計画発表会の日。

この日はうちの若社長が、自分がどういうふうに会社を舵取りしていきたいと思っているのかを全社員・役員を集めて表明する日で、必ず外に会場を借りて開催するので、若にとって大切な社内行事なんだろうな、と思っている。

なので、この社長のもとで働くことを自ら選んだ従業員がこの行事を粗末にしていいって話はないから、ちゃんとある程度ぴしっとした化粧と服装をしていくことにしている。

たとえその社長本人や、正社員のみんなが全っ然カジュアルな服装で臨んでいても、だ。

化粧や服装というのは、自分のためのものではない。
同席する人に対する礼儀とか、自分の気持ちや立ち位置を示すためのものだ。
だから社長が大切にしているものを末端の従業員である私も大切にしているぞという意思表示のためにぱりっと身支度して行く。

まー、おいらのこんな真摯な気持ちに気づくほどうちの若社長は繊細な神経してないけれどもね（笑）

この行事に出席するために早めに昼食を済ませて、身支度の時間調整をしているとその若から電話がきて、昨日確認するの忘れたけど今日来れるー？だと。
行くに決まってんだろやっぱりわかってねーな若！　こりゃ月曜日小言くれてやらなきゃいかんな！

集合時間から逆算した時間になって、身支度して家を出て通勤バスに乗って最寄のバス停について降車ボタンを押そうとしたら、去年より太ってたせいかジャケットの脇の縫い目がばりばりっと裂けてしまった。

そういや筆記具も必要だった、花粉症用の目薬も持ってくるの忘れた、ってことで近くのドラッグストアに入って必要なものを購入。

会場になっているコミュニティセンターみたいなとこに到着するやいなや、トイレでジャケットの修理をするわたくし…縫い物得意でよかった。

とりあえず、ジャケットの脇が大変なことになっていることはバレなかった模様。
同じような状況で去年の夏、ブラウスの脇の縫い目が裂けたのを知っているうちのエースが気づかなかったんだから誰にもバレてない筈…。

経営計画発表会はつつがなく終了し、さて帰るか～、となって、うちのエースが「何対何ですか？」という。
一応マナーモードにはしていたんだけど、ケータイのバイブって結構うるさいので、イニング毎の速報メールが届いているのがバレバレだった。

ちょっと待ってね、と制して、用事を済ませてメールを見てみると…くっそ負けてんじゃん

その後逆転して、結局は勝ったんだけれども…糸井と田中賢介の穴を埋められずにいる日ハム相手にこんな苦戦してどうするよ、っていう。

６月に旭川で開催される交流戦。
旭川スタルヒン球場でプロ野球の公式戦がナイターで行われるのは北海道初のことなので、恐らく日ハム側としては「こけら落としを勝利で飾るために確実に勝てる相手」として我がベイスターズをブッキングしたものと思われる。

ムカつくよねぇ？

ひとしきり野球談義して、散会。
帰りのバス停まで歩いて１０分足らずなので普通に歩いたんだけど、車で送ろうかと言われまして。

徒歩１０分の距離を、わざわざ化石燃料を使ってエンジンついた乗り物に乗って移動する意味が私には全く理解できないので、丁重にお断りしたわけですが…

そんな短距離の移動を乗り物に頼ってたら、骨スッカスカになって将来寝たきり確定するんだけどいいのかな（－－；

通勤バスに乗って自宅最寄のバス停で降車してからも、またちょっとウインドーショッピングをしてから帰宅。

脇の縫い目が裂けてしまったジャケットの替えが欲しいんだけど、なかなかいいのがないのよねぇ…