ちょびっと禁を破る++東寺情報追記!
早出当番をしております。朝っぱらから阪神電車は信号故障。タイムカードがあるような勤め先だと、微妙な時間帯に10分ほどの遅れが出たということもあって、梅田到着と同時にみんな走る走る!!駅のアナウンスでは「延着証明が必要な方は事務室に!」と連呼してました。でも、そんな証明もらってる時間があったら、走った方が早いわな。私の方も、早出=9時半着席、なので、いつにもましてすっさまじい早足で人の群れをかわしまくって会社への道を急ぎました。この華麗なステップワークは、ラグビー全日本チームでも通用するのではないか、と我ながら……ww で、無事にオンタイムに到着しました。さて、買い物の封印から1週間が経過。仕事もむきむきやっているので、よからぬ衝動が襲ってくることもないのですが、昨日はちょいとやらかしてしまいました。総額6000円の出費を告白します……。昨日は、午後から洛北の方へ取材に行く段取りになっていました。そして昨日の日付は「21日」。「そうだ!弘法さんに行こう!!」←鉄道会社CMのパクリ関西生活がこれほど長いのに、実は「弘法さん」はまだ行ったことがありませんでした。聞けば「めぼしいブツをGETするなら、午前中に行かねばならない」だの「大変な混雑らしい」だの「21日だけ売り出される名物お菓子があるらしい」(関係ないか)だの、朝からきびきびと展開しなくちゃいけなさそうな話ばっかり。それに、東寺は京都駅からは中途半端に遠いし。でも、どうせこの日は京都に行くのだから!と、ついに重い腰を上げたのでした。うは~☆楽しいね。こりゃ、縁日です。毎月、こんなのがあるなんて、京都っていいなあ。着物関係が中心の古着屋や骨董屋、なぜか「タラコ」や「塩鮭」に定番の「乾物」屋台、おばあちゃん専科の下着山盛り屋台(ぐえ~)、そして植木屋さんなどが、境内にぎっしりです。楽しそうにそぞろ歩いているのは、「おばちゃん」が圧倒的に多いのですが、中には眼光鋭いプロ!なんかもいます。観光バス横付けで、どど~んと乱入してくる集団もいます。何しろ、門前の市バス停留所が「毎月21日は弘法市開催のため、休止します」という有り様。すごいね。檀家のいない寺なのに、一方で京都市内で国宝保有数が一番多い(つまり、修復とかにものすごくお金がかかる)と聞く、ここ、東寺の経営を支えているのが、この弘法さんに集まる出店の出店料なのだという話です。ちょうど集金しているところも見かけました。1店当たり、5000円だって(間口によっても違うのかも)。あれだけ店が集まれば、しかも、毎月開催してるのであれば、大いに収入源としてアテになるでしょうねー。*****************************たまよみさんにコメントいただいて、うむ、不確かな又聞き情報を(いかに私的なブログとは言っても)平気で載っけているようではいかん!!と思い、お寺に電話して直接確かめてみました(隗より始めよ、というわけですわね☆)。すると、間違いなく「京都市内で一番国宝が多い」という返事。仏像も多いけれど、書物関係が多いそうです。弘法大師さん、勉強熱心だったからかしらね……。*****************************境内に入りきらない屋台が周辺の路上にも出ていて、私が見つけるたびに買い集めてる「印判の小皿」なんかはそっちの方が明らかに値段も安いようです。なにしろ、出店料を上乗せしなくて良いもんね。と、いうわけで、こんなものを買っちゃいました。八寸帯(色が実に好みだったの~。手持ちのあらゆる紬に良い感じに合いそうです)は、締めた形跡がまるでない新品同然で5000円。小皿は青いのが境内で買って500円(高っ☆)、ほかの2枚は外の店で買って100円と200円。あと、屋台で玉こんにゃく(3玉串刺しで150円。うまかった~♪)を食べ、薬師堂にお賽銭50円。で、締めて6000円の出費、というわけでした。封印対象と明言している「生命維持に関係ない」「私用の物品」を購入してしまいましたが、まあ「弘法さんの体験料」という言い訳が成り立つってことにして、自分を許そう!!!(大甘?)「終い弘法」となる来月は、そりゃもう大変な混みようになるようですが、ラス前とあって、昨日はそれなりに屋台のぞきを楽しめました。クセになりそうです。やばいな。週末に行った滋賀紅葉見物ツアーの写真も載っけておきます。永源寺です。今年から庭園内に白砂で波?を描くなど、ミニアレンジを施した模様です。観光対応、やる気満々の禅寺ですが、お坊さんたちに含羞が感じられる(「アハ。お恥ずかしい……。今年からこんなんしてみました~」って感じなのですよ~)ところが私は好き。その後、転戦した近江八幡の「八幡堀」は、もう7、8年前に「時代劇ロケに大人気」っていうのを紹介したことがあります。その時は市の観光課の人や商工会の人たちが「観光資源だと思うんですけど、どうも盛り上がりがねー」なんて嘆息していたのに、今年、改めて行ってみたら、すごいことに!! 大型観光バスが何台も押し寄せ、町中を観光客がうろうろ歩き回っています。かつて私が便利にタダで利用させてもらってた日牟礼八幡宮(だったよな)境内の駐車場も、県外ナンバーの車でびっしり。かなり離れた場所にある市営駐車場も満車!いったい、いつの間にこんな事態に?!門前には、近江八幡がほこる和菓子「たねや」&洋菓子「クラブハリエ」がこぢゃれた茶店?を出していて、どちらも大繁盛。うほ~☆ 人気出ると思ってたよ、この町も、このお菓子も(クラブハリエのバウムクーヘン、最近、また、何かに出たのかな?梅田の阪神の売り場もこのところ「売り切れ」ばっかりに……涙)。ってわけで、今や「長浜・黒壁ストリート」に続く滋賀県有数の観光地となった観のある「八幡堀」で、時代劇の登場人物を気取ってみました。ほほほ。「きくや」さんのオクで「2000円」で落札し、仕立てていただいたウールを着こんでます。温かいぜ。こんな楽しい日常も、時には挟み込まないと。(自分には極めて甘い)さ、今日も「流されず」に仕事します!