着付けの悩み
教室のたぐいには行かず、本を読んだり、西陣織会館に取材に行った時に「着物体験」の着付け担当のおばさんにコッソリこつを聞いたりして着付けを覚えました。自己流で覚えたせいか、細かいところが間違ってるのかも知れません。なかでも「半衿がすぐ細くなっちゃう」ことと、「歩いている時に激しく長襦袢が出る」ことはいろんな工夫をするにもかかわらず一向に改善されず、とほほです。長襦袢の打ち合わせを決めて、コーリンベルトも使って、長着を着て……まではいいんです。いい具合の幅に半衿が出ています。ところが、帯を締めている間にだんだん衿元がつまってくるのか、着付け完了時には長着の衿からのぞく半衿が5~6ミリになっちゃっているのです。何でだ~!裾から長襦袢がばんばん出るのも、頭が痛いです。歩き方の問題なんでしょうか。のっぽで裄が長い割に横幅はそれほどでもないので、長着の打ち合わせはたっぷりあります。脇で15センチぐらいは折り返しているでしょうか。そんなに巻き込んでるのにもかかわらず、歩いているとその長着の上前、下前をかいくぐって、下から長襦袢がひらひらとはみ出します。歩いてる間中、前から見たら体の真ん中に長襦袢の「旗」がひらめいている感じでしょうね。大股すぎるのかなあ。町をきょろきょろして着物姿をチェックしても、そんな風になってる人、だれもいないのです。みんなどうしてるんだろう??