|
テーマ:つばめの巣(36)
カテゴリ:日々雑感
今日は火曜日。
ともみ先生(元宝塚歌劇団 立ともみ)のストレッチの日ですが 仕事の都合でお休みします。 ともみ先生語録を楽しみにしてくださっているかた、ごめんなさい。 さて、我が家のツバメのお話。 頑張って卵を温め続けた親ツバメが姿を消したため ついに現実を直視することになりました。 巣に残された卵を、プチトマトの根元に埋めることにしたのです。 写真で見ていたら大きく見えた卵。 掌に乗せて見てあまりの小ささに驚きました。 ウズラ卵の半分くらいでしょうか。 5個あったうちの一つは、巣から出す時に 手を滑らせて(指を滑らせて?)落としてしまいました。 ギャッ!!落としてしまった!と思ったけれど 落ちて割れた卵の中味がとろんとした黄身だったことに 奇妙な安心感を覚えました。 命の進化の途中で亡くなったわけではなく、 最初からヒナにはならない卵だったのだということで。 (それなのに温めていた親ピーちゃんが哀れなことは 別の話として) プチトマトの根元にそっと埋めたので 形は変わっても、宇宙のサイクルに入れたのだと 気持ちが安らぎました。 ところで…昨日のこと。 我が家の周りに、ツバメが5羽飛んで来ては 電線で羽を休めていました。 飛び方を覚えたばかりのような幼い飛び方が可愛い。 最初に全滅したピーちゃんたちが無事に成長していたら 今頃こんな感じだったのかなぁと思いつつ見ておりました。 そして今朝。 チチチチと可愛らしい なき声がたくさん聞こえたので あわてて観察に出たところ、おそらく昨日と同じツバメたちが。 昨日は5羽だと思っていたけれど もう一度数を数えたら6羽いる! 私の手が届きそうな低空を飛び、 なんとツバメの巣がある我が家のガレージに 次々と入ってはまた出て行くではないですか!! もしかしたら… ここから先に書くことは、私の妄想かもしれません。 でも、すごく心躍る妄想なので、お許しください。 私はヒヨちゃんが全滅したと思っていましたが よくよく思い出すと、スプラッタな場面を見たわけではありません。 ヒナの頭が巣から見えないことに気が付いて カメラをかざしてみたら、6羽いたヒナのうち5羽が消えていたんです。 血や羽が飛び散っているわけではなく そっくり形だけ消えた感じ。 そして次に親鳥のすごい声を聞きつけて見に行ってみたら 残されたヒナ1羽も消えていた。 その時、上空ではツバメ同士の激しい追いかけ合いが繰り広げられ 傍観するように他の鳥1羽とカラスがいました。 状況から勝手に私は 「カラスか何かにヒヨちゃんが全員持って行かれた(食べられた)」 と思い込んだわけです。 が、幼い6羽のツバメたちが次々と ガレージに飛んで入るのを目撃していて思ったんです。 あのヒヨちゃんたちは別のツバメ(あるいは鳥)に さらわれてしまっただけじゃなかったのか?!って。 別の巣で育てられ、そうして飛べるようになり 渡りの時期を前にしたとき本能に導かれて 自分が生まれた元の巣に戻ってきたのではないかって。 だって、普通、巣立ったツバメが あかの他人(他ツバメ)の巣を見にきたりするものでしょうか? いえ、私は鳥の習性や生態を知りません。 だから本当のところはどうなのか全くわからないのです。 でも、こうなったら本当のことなど知りたくもない。 絶対そうに違いないと固く信じ込んじゃうもんね。 そして来年も必ず、この子たちのうちの誰かが 帰ってきてくれると確信しました。 居なくなる直前に撮影したヒヨちゃんの写真、 目にすると泣きそうだったので削除しようかと思いましたが 今は笑って見られます。 生まれなかった卵を土にかえした日に起こった奇蹟。 第三者的に考えると、 こんなことを考える私ってそうとう 「脳内お花畑」ですね…。 今日の日記を気に入って下さったら ↓ポチっとクリックお願いします。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日々雑感] カテゴリの最新記事
|