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カテゴリ:宝塚
今日は火曜日。
ともみ先生(元宝塚歌劇団 立ともみ)のストレッチの日です。 レッスンルームには、先生の在団中の舞台写真やお稽古場写真、 先生が「素敵だな」と思われるダンサーの写真などなどが飾られています。 今日はその中に音楽学校生のかたからの暑中見舞いはがきが加わっていたんです。 ともみ先生は今年4月から宝塚音楽学校で 本科生(2年制の音楽学校の2年目)の授業(ポップス)の先生をされているので 教え子からの暑中お見舞いですね。 宝塚歌劇団の暑中見舞いというのは、普通の文章が書かれたはがきではなく 本人が笑顔で映っている写真(もしくは舞台写真)が全面に印刷された いわばブロマイドのようなものです。 ファンレターを書くと、そのお返事として送られてきたりするので これまで歌劇団の生徒さんのものは何枚も見たことがありますが 音楽学校生の暑中見舞いはがき(あるいは年賀はがき)を見るのは初めて。 ストレッチレッスン生一同「おおお~」と壁に群がり拝見しました。 予科生(1年生)はメイクは禁止、髪型も厳しく規制されていますが 本科生は毛染めこそできないものの、 娘役さんは娘役らしく、男役さんは男役らしく整えていらっしゃいます。 さすが高倍率の中 合格を勝ち得た100期生の皆さんは 目に力があり、希望にあふれた笑顔です。 「さすがに可愛いですねぇ」 「もうすでにスターの片鱗が見えますねぇ」と 勝手なことをしゃべる私たち。 ともみ先生は 「今でも綺麗だけどね、歌劇団に入団したら 1年でこんなに変わるか?って思うくらい綺麗になるよ。 あかぬけるっていうのかな。注目してあげてね」 今は夏休み中の宝塚音楽学校。 本科生は芸名を考えて、休み明けに学校に提出しなくてはいけません。 どんな芸名をつけて、これからどんなふうに花開いていくのでしょう。 もちろん私たちは100期生の皆さんとは まったく面識はないし 音楽学校の授業のお話はともみ先生にお聞きしないので (聞きたがりの私たちでも自粛しています) どなたがどう ということもわかりませんが 暑中見舞いを拝見しただけで、親近感大幅UP。 まだ半年以上先のことですが100期生の初舞台を楽しみにしています。 そしてその暑中見舞いが貼ってある壁の上のほうには アキコ・カンダ先生のポートレートが2枚。 私がストレッチを習い始める前からずっと貼ってあるみたいです。 ともみ先生が 「あ、そうだ!先生(アキコ・カンダ)の映画がまた上映されてるんでしょ? 関西でも上映されるみたいだから行かなきゃ!皆も見る?」 アキコ・カンダ先生は長年宝塚歌劇団で振り付けやレッスンを担当された方。 もちろん ともみ先生もその薫陶を受けていらっいます。 アキコ・カンダ先生を撮った映画「AKIKO」の撮影時は ともみ先生も現役タカラジェンヌで、 お稽古場での撮影時にはその場におられたそうです。 「いつもは素顔でレッスンされる先生が綺麗にお化粧されていて 『なになに?どうしたん?』と皆でしゃべっていたら あちこちにライトが設定されるは、カメラの人が入って来るわで 『映画の撮影やって!!』ってね。 映画が完成したときは皆で見に行ったのよ~」 今回の作品は、それから四半世紀を経て 晩年のアキコ・カンダ先生を撮ったもののようです。 興味のある方はこちらをどうぞ ↓ 「そしてAKIKOは…~あるダンサーの肖像~」 ともみ先生はアキコ・カンダ先生が60歳の時に 「私ね、(この年になって)やっと 踊るっていうことがどういうことなのかわかった気がするの」 とおっしゃったのが忘れられないそうです。 「なんてすごいかたなんだ!」と。 道を究める方というのは 年齢に関係なく探求を続けていらっしゃるんでしょうね。 私もきっと、これからまだまだ学ぶことがいっぱいあるんだな、と思うと わくわくします。 今日のレッスンでは、まだ10代の若々しい本科生の笑顔と 今は亡きアキコ・カンダ先生のお話、 どちらにも元気をいただきました。 ありがとうございました。 来週は、ともみ先生のストレッチは お盆休みです。 もし今日の日記を気に入ってくださったなら ↓ ポチッとクリックお願いします。 ![]() 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.08.06 21:14:08
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