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カテゴリ:野王 野望と純愛、そして復讐【完】
第10話 ハリュを見て狼狽え驚くダヘに、ジェウンの名刺を出します。 噂通りに美人だと褒め、ドフンがその上優しいと付け足します。 それを聞いてハリュは「美人で、優しい、天使ですね」と。 お似合いだ、天使が恋人なんて羨ましい、留学先で出会ったのか? と聞いてきたハリュに、ドフンはその前から知り合いだったと答えます。 留学に行くのは勉強ではなく、彼を追いかけて行ったと知りました。 ハリュは心の中で、もがき苦しみながら地獄に落ちるのを、 この目で見届けてやるとつぶやきました。 天使という言葉は、いつもハリュが使ってた言葉です。 焦ったダヘはすぐさま兄を呼び、遺体を確認に向かいます。 その後をつけて行くハリュは、自分の兄が沈められたダムを 二人の後ろから、ジッと見ていました。 二人が去ってから、ハリュはその傍まで行って声をかけます。 兄さん、返事をしてくれ、本当にごめん、兄さんと。 何度も何度も、声をかけて謝っていたのです。 ダヘは直接、ハリュが不在の時にジェウンの事務所にやって来ました。 部屋の中を隈なく見回し、何かハリュの痕跡がないかと探します。 特に何も見つけられず、ダヘは帰っていったのです。 その時ハリュは、ドギョンの事務所に行っていました。 ドフンの件が片付いたので、報酬を払うと言われたのです。 ハリュは報酬ではなく、食事を奢ってくれと申し出ました。 話がうまく進んで、安心して帰ったらダヘが来たと聞きました。 気を引き締めなければ、何もできず兄殺しにされてしまう。 ダヘは大した女だ、今度はハリュの家に行くとサムドは言いました。 案の定、ダヘはハリュの家に行き隅々まで探したのです。 その帰りに、家賃を2倍払うから住人を追い出してと不動産屋に 電話して、二人の痕跡を消し始めたのです。 ハリュは二人で食事をし、彼女の好きなワインを選びます。 好きな映画の話をしますが、どうも噛み合いません。 以前にもこんな風に、気まずく食事をしたと話しました。 今度はダヘから電話で呼び出され、仕事での取引で書類に 法的なミスがないか、調べて欲しいと言われます。 その間に、署名活動をしている人に署名捺印を求められました。 何気なく書き始め、母印を押そうとしたときにサムドに止められました。 裁判所からの呼び出しと言って、彼を連れて帰ります。 まさかここまでやるとはと、ハリュは驚いていました。 初めて帰った兄の家で、初めて自分の父親と会いました。 父たちも、様子がおかしいと思っています。 ハリュは遠洋漁業に出たと、嘘をついて誤魔化しました。 しかし、婚約者のスジョンは騙されませんでした。 刑期が伸びたのかと聞いてきたので、そうだと答えます。 また無愛想なジェウンに戻ったと、言われてしまいました。 ダヘと何度か会う内に、彼女は怯えることもなくなりました。 そしてドギョンから、ハリュを探してくれと言われます。 ダヘは兄からの電話で、チェ弁護士がハリュとの関係を調べていると聞かされ、 すぐさま、チェ弁護士の事務所に向かいました。 何故自分との関係を調べているのかと、乗り込んできたのです。 ペク常務から依頼を受けたと答え、単刀直入に彼との関係を聞きました。 何もない赤の他人と答えたダヘ、信じられないとつぶやくチェ。 彼が養父を殺したのかと聞かれ、捜査は終わってると答えました。 ダヘは叔母に呼ばれて、ドフンのお見合い場所の隣の部屋に行き、 これがこの家族の現実で、ダヘをドフンの嫁にすると言ってくれます。 ドフンと二人で、結婚発表を勝手にマスコミに流したのです。 見合い相手からも侮辱され、父はカンカンに怒っています。 ハリュもその話を知り、こちらも爆弾を投げると言います。 ドギョンに話をしている最中、ハリュの操作結果がでたのです。 ハリュの目の前で、ドギョンはハリュの写真を見て驚きます。 そこには、目の前に居るチャ弁護士と同じ顔の人物の写真がありました。 感 想 本当にこのチュ・ダヘという人物は、悪女の中の悪女ですね。 いやぁ~、この女性に悪女という言葉を使うのも違うな。 人間の皮を被った化け物です。 自分の欲望のためなら、絶対に手段を選ばない。 そんな女の本性を見抜けなかった、ハリュとドフン。 彼女の顔を見ただけで、あらすじを書く気力が失せてきます。 こんな気分になるドラマって、これが初めてです。 と、いう事で、感想はこの辺で終了しちゃいますね。
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