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渡辺謙さん、おめでとうございます。
独眼流正宗の頃はあまり好きでもなかったのですが、彼が主演映画の撮影中に白血病になって降板したあたりから、関心を持ち始めました。 そして、見事復帰されてからの、「鍵師」や「宣伝販売士」などの役をみて、すっかり好きになりました。 アカデミー賞授与式のコメントは、同じ病気のものとして胸にしみるものがありました。 彼は急性、私は慢性ではありますが、私も、発病したのはちょうどそれまでの仕事が少し実り始めていた29歳の時でした。 「必ず返り咲いてやるぞ」と思って、それを実現した謙さん。 病気になった時点で諦めてしまった私。 「家事育児に縛られること無く、仕事に専念できる立場であれば」、なんていうのはただの言い訳で、結局負けたままの自分がより惨めになるだけです。 ホントは、こういう人を見て、元気を出したり奮起したりしないといけないのかもしれませんが、やはりそんな気も湧かず。 後ろ向きだと人に言われようと、どうしたら本当に「前向きに諦められるか」を考え続ける日々です。 諦めることの中に幸せを探したい。 きっと、それは幸せなことのはずだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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