カテゴリ:言語病理学
今まで「メディカルSLP」、「コントラクトSLP」だったので、教員のライセンスを持っていない私は、今はテンポラリーの教育ライセンスで働いています。
学校(特に公立)で働くのは長いこと避けていました。給料は安いし、60人以上の生徒を受け持つし、IEPというペーパーワークが多い。何校も掛け持ちでドライブが多いし。。。まともなセラピーの部屋をあてがわれないところも多いし、、そんな条件で働きたいと思うわけないじゃ~ん、って思ってました。 大学のときも「学校SLP」は教育学科のクラスを取らないといけなかったので、卒業までもっと長い道のりだと分かり、さっそく教育学科とは、おさらばしてしまいました。 初めはアドバイザーに「教員」の資格をとっておくと就職のオプションが広がるというので一応、教員になるためのクラスは何個かとったんですけど。 でも、はやく卒業したいし学校は給料がよくないと聞いたので辞めました。 今、あのとき我慢していれば。。。。この秋にクラス取らなくてもよかったのに! くっ。。。。年取ってからじゃ覚えが悪いだろうが~!! 今の仕事はとても気に入っているのでこれは避けては通れない。 学生っていっても、学校で仕事したあとに、夜間のクラスをとるだけですけど。 それも、学校で働きながら「実習」の単位が取れるというシステム。(これじゃ~実習じゃないだろうに。。学費払わせるなっつうの。) オハイオには「The Ohio Master’s Network Initiatives in Education-Speech Language Pathology/OMNIE」というプログラムがあります。これは、SLPを学校にリクルートするためのプログラムで、オハイオ州の教育省とのジョイントプログラムなんですが、それが学生に$5000までの奨学金をくれるものです。最低二年間、オハイオの学校で働くことが義務付けされていますが。 学校SLPになりたいと思う人が少ないので(理由は上に書いたとおり)多くの学校がSLPを探しています。空きがいっぱいです。 とくにメディカルSLPだった人はクラスを取らなければいけない。となると授業料を払うのでお金が出て行く。それじゃ~いいこと全然ないっす!というわけで、OMNIEが「学費だけでも出すから学校に来て~~*」とリクルートしているわけです。 学費出すより、給料あげろ~。そしたらSLPたくさん来るよって。 学費出すより、ペーパーワーク少なくしろ~、そしたらもっと来るって。 学費だすより、受け持ちの生徒の数を少なくしろ~、そしたら来るって。 他の州では「学校SLP」が力をあわせて給料の値上げとか勝ち取ってるんだけどな。オハイオはそれがない。 ってなことで、秋から学生しちゃいます。めざせ、学校SLP! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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