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Jan 29, 2006
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カテゴリ:旅行
ペリト モレノ氷河(Glaciar Perito Moreno)

2006年 元旦 
カラファテ2日目。
連日の飲み過ぎがたたり、朝から私は二日酔い・・・
胃薬を飲んで出かけることに。

今日は、いよいよトレッキングの日だ。
朝9:00 ホテルまで迎えに来てくれたワゴン車に乗り、一路ロス・グラシアレス国立公園へ。昨日と同様に国立公園の入場料30ペソ(日本円で1200円)を支払い公園内へ・・・

ペリトモレノは氷河の写真でも結構有名な観光スポットだ。

とりあえず展望台に向かうことに・・・

絶景!
全景2.jpg

この氷河、中央部では1日3m程度流れてくるそうなので、大きな崩落がかなりの確率で見れるとのこと。
私たちも崩落を期待し30分ほど今か今かと崩落を待ち望んでいた。

1.jpg

しかし、まてどまてど崩落はおきず・・・
パキッ、バキッ!パーン!
まるで銃声のような音が何度もこだまして聞こえてはいる。氷にひびが入った時の音らしい・・
ドーン!
激しい音がするも、とても小さな氷のかたまり(近くで見たら大きいのかも・・・)が落ちるだけ、

「崩落は見れなかったね」と夫婦2人で階段を登って駐車場に戻ろうとしたその時・・・

ドどどどどどーン

まるで地響きのようなすざまじい音が、

振り向くと

氷河の左側でスローモーションのように大崩落が起きていた!

すごーーーーい!!


3.jpg


大きな崩落を見ることができ、大満足した私たち
気持ちうきうきのまま
氷河ツアーのメインイベント氷河トレッキングへ!

トレッキングポイントへは、まず船で対岸にある山小屋まで移動する。

4.jpg
↑船から見た、ペリトモレノ。これまた綺麗です。

船を下りるとガイドさんの説明を聞くことに。
国立公園の自然の事
氷河の成り立ち
注意事項等
様々なことを言っていた。
そんな中ガイドさんが
「国立公園内での喫煙はご遠慮下さい」
みたいなことを言った。

みんな、一応にうなずく・・・・

と思ったら、突然、一人のおっちゃんが
「それは、愛煙家に対する挑戦状だ!」と猛烈なクレームをガイドさんにぶつけた。

ガイドさんはそんな、無茶なおっちゃんに一生懸命対応・・・
観光客は
おいおいおっちゃん、そんなに嫌なら来るなよ・・・
という冷ややかな視線をおっちゃんに浴びせながら、とことことトレッキングにスタート
しかし、自己主張の強い国民性とは聞いていたが、さすがだ。


トレッキングはいくつかのグループに分かれ、列を作って行動する。
まるで、小学校の遠足のようだ。

氷河の上で歩きやすいように、こんなのをつけた。
6.jpg
↑靴磨きではありません。とげとげの道具をつけてもらってます。

とげとげのブーツをつけてもらって、少し歩くと氷河の端に到着した。
5.jpg
↑氷河のはじっこ。氷と地面の間が「青い!」美しすぎです。

7.jpg
↑こんな感じでみんなで登っていきます。どんどんどんどん登っていきます。

8.jpg
↑美しい造形にカシャ

9.jpg
↑氷河の上に点々と黒い物が・・・これは、氷河が削ってきた岩の破片。ゴミではありません。

10.jpg
↑氷河の表面には、このような小さな川が無数に流れています。飲んでみたら、冷たくてかたい感じの水でした。

11.jpg
↑振り返ると、短い夏の緑が・・・氷河と対照的で素敵です。

14.jpg
↑氷河の割れ目?をのぞくと・・・まさに、吸い込まれそう!

氷河を歩き続けること約3時間、美しい景色と雄大な自然(雄大だ!といったら英語圏の人は振り向いた)を満喫し、のどが渇いたな~と思ったら、
ゴール地点には、シャンパン、シトロエン(パン)、氷河入りのウイスキーが用意されていた。

15.jpg
↑また、飲んでしまった。でも、氷河の上で飲むお酒はまた格別


氷河トレッキングを堪能した私たちは、山小屋へと向かうことに・・・
と、いきなり目の前に・・・

野ウシ???!!

本当にいるんだ~

16.jpg

角の生えた、大きな野ウシが二頭、草を食べていました。

17.jpg
↑やっぱり、いるんです。

18.jpg
↑短い夏、植物も精一杯生きています。植生はやっぱり日本に似ていますね

そんなこんなで、氷河トレッキングも無事終了。

美しい自然
  力強い自然
    そして、自然の巧みさ
          を満喫した、ロスグラシアレスでの二日間

また、来るぞ!と心に決め、名残惜しく氷河を後にしたのでした・・・



     30.jpg







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Last updated  Jan 29, 2006 05:06:47 PM
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