テーマ:★シュタイナー教育(259)
カテゴリ:人智学の本
最近買った本。
"Mathematics around us" by John Blackwood Floris books刊 シュタイナー教育の中学校レベルの数学の本。 メインレッスンブックのアイデアや、 授業のアイデアが、 カラー図版とともに満載。 そのまま授業に使える実践的リソース・ブック。 でもね、どうも浅いんだな・・・。 便利なんだけど、 数学の奥深くにある霊的なものや美しさが、 いまいち伝わってこない。 そのまま使えるリソースブックっていうのはある意味困りもの。 人がやっていることを参考にするのは大事なのだけど、 真似しちゃ、意味がない。 忙しいクラス担任にしてみれば、 もの凄くありがたいリソースなのだけど、 授業っていうのは、 教師が、その題材に心魂ひたして、 クラスのようすも見て、 「これだ!」 っていうものが、 教師の中から浮かび上がってくる。 人がやっているものを真似するだけじゃ、 シュタイナー教育じゃない。 エルンスト・シューベルトはいい。 彼の本の実践例を、そのまま使えない。(笑) 教師が、エルンストの言ったことを、 じっくり考えて、考えて、考えて、考えて、考えて、考えて、 彼の言葉が、魂の中で息づいてきたとき、 それが授業に生きてくる。 いつかエルンストみたいなシュタイナー教師になれるよう、 志を高くして。 シュタイナー学校の算数の時間 エルンスト・シューベルト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月23日 18時45分11秒
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