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カテゴリ:東日本大震災
あぁ~ 夏休みが終わる~
東北の夏休みは短い。 今年は4月の学校スタートが遅かった分、さらに短い。 娘たちの休みは今日まで。 私の休みは24日まで。あっという間だったなぁ(遠い目) さて、 パパのお盆休みは、いつもどおり(と書いて”仕方なく”と読む) パパ実家の気仙沼へ帰省してきました。 お盆休暇中は、震災について、あらためて色々想いをめぐらせました。 たまたまパパ実家にあったのでページをめくり、 色々な意味で驚いた本のご紹介。 巨震激流 (3.11東日本大震災) 地元の新聞社『三陸新報社』が発行した写真集です。 津波がまちを襲ってきたその時に記者たちは、 そして市民らはどうしていたか、という計72人の手記がのっています。 驚いた写真は、実家近くのイオン。 1階部分を被災し最近まで屋上などでの営業を余儀なくされていたのは知っていたのですが、 被災直後駐車場が実際どのようになっていたか、この写真集で初めて知りました。 地元新聞社ならではの写真です。 仙台の新聞でもテレビでも見たことがなかった。 こんなにひどかったんだ!と絶句。 今は1階も営業している、そのイオンで一冊購入して帰ってきました。 この本を読んで、一つ、よく分かったことがあります。 キーワードは3月9日の前震。 それから、11日の地震直後に発令された、6mの津波が来るという警報。 この2つを軽く考えたか、重く受け止めたかで、 生死の境目が生じた人が多かった。 まず、9日の前震。これも11日ほど長い時間ではなかったけれど、 結構揺れた地震だったんです。 しかしこの時、津波は来なかった。 だから、11日も「どうせ今回も来ないんでしょ」と考えた人々が多数いたらしいのです。 そして市内で放送された「6mの津波が来る」という警報。 6mという数字にピンと来なかった人が多かった。 6mと言えば、普通に考えれば相当な高さです。 でも、今までの津波注意報・警報で「○mの津波」と言われても、 実際にはその高さに達しないことが多く、 「どうせ今回も大したことないでしょ。港ぞいで床下浸水くらいは覚悟したほうがいいかな」 くらいのイメージだったそうなのです。 実際には。。。6mどころでなく、20mほどの高さがあったという証言もあり。。。 地震直後、 「いいからそのまま仕事続けろ。今帰ったヤツはくびにする。」と上司に言い渡され、 会社に残ったため、社員のほぼ全員がなくなったという企業があるそうです。 (↑これは義兄から聞いた話。) 「子供や家族が気になる女性は帰ってもいいが、 男性は続けて仕事をするように。」と言う上司に、 「何バカ言ってるんですか!?6mですよ!! 悪いけど、オレは逃げる!!みんな逃げよう!」と言い放ち、 結局上司も含め社員全員避難させ、 無事だったという海沿いの会社もあります。 (↑これはパパ友人の話。悪いけどオレは逃げる!と判断できた友人よ、君は偉い。) その気仙沼で、姪っこからもらってきた復興Tシャツ。 おだづなよTシャツ <意味> おだづ = ふざける <使用例> おだってばり いで = ふざけてばかりいて おだづもっこ = ふざけん坊の子供 そして おだづな = ふざけるな 頑張ろう! よりも 力強く、正直な今の心境をストレートに表現した言葉。 ご近所さんから3枚いただいた復興Tシャツ。 3色あるうち「この色は。。。誰も着ないからいいよ。」と 姪から押しつけられた?感があるその色は。。。。ピンクwww ぶはは 黒や白は義兄や姪が着るらしい(^^;; まぁ、パパさんはこの『おだづなよ』ピンクTシャツに大満足。 これからガンガン着ることでしょうw 実際もう何回か着て仙台市内歩いていますwww 残念ながらこの『おだづなよ』Tシャツ、申し込みは終了しているようですね。 他にも、気仙沼で『負げねぇど』と書いてあるTシャツ見かけました。 復興Tシャツ色々あるのかもしれませんね。 もう一つ、 皆さんに是非紹介したい、復興支援をしているお店があるのですが、 そのお店については次回の日記で(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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