カテゴリ:だらだらっと日常
ここに、ある母子家庭が存在する。
世帯主である母親は別居中の配偶者、夫が離婚してくれないので、さらには配偶者が子供達の扶養にここ8年金銭面でまったく関わっていないのに扶養手当をしぶとくもらい続けてもいるので、母子世帯に対して出るあらゆる特典の一切を受けられない。 で、この家庭、厄介な事に長男は小学校5年から不登校となり、引きこもりもせずフリースクールというとてつもなく会費が高いところ(運営が悪いのではない。学校法人として認められていないので公的補助が運営に対してなんにもないのである)に通っていて、この春から恐ろしい事に長女もそういった施設に通って公的教育をドロップアウトする。 長男と長女それぞれ理由は違うが、まぁ簡単に乱暴に言うなら、どちらも学校から「いらない」と言われてしまったのである。 さらに厄介な事に、世帯主である母親は「ずっと寝たきりになったりすぐ命に関わるような事にはならないのでものすごくせっぱつまってはいない」が、「たまに入院沙汰。しばしば日常に不都合が出るくらいにはあんばいがよくない」という大変うすぼんやりした指定難病を持っている事が発覚して数年。 その難病とどれだけ関わりがあるかは不明だが、多分、…多分神経症(これがメインで鬱は症状として出ている、ってやつなんだと思う…)やら何やら、芋蔓式に出てきてしまった不調をがらがら引きずって歩いて暮らしている、が、なんとか1年の2/3は働けている世帯主である。 その家庭のここしばらくの平均的な支出はこんな感じである。 家賃 142,000円 (賃貸。不動産屋が言うところ2LDK。体感は紛れもない2DK。どえらく高いが駅至近。この立地にどれだけ身体を助けられている事か…) 食費 約50,000円 (外食費、長女の給食費、世帯主と長男の弁当費なども含む。これ以上下げると長男、世帯主、長女の順で倒れると実験済み…) 光熱費 約18,500円 (内訳・ガス代約7000円、電気代約7000円、上下水道料金約4,500円) 教育費 約61,200円 (内訳・長男のフリースクール会費45,000円、長女の校外学習積み立て・教材費等の学校集金約3,000円、定期購読の「学研の科学と学習」月割平均2,000円弱、マンガ雑誌・単行本以外の書籍・学習参考書費約3,000円、長男のフリースクール内での活動費用と雨天・体調不調時の交通費約3,000円、長男と長女の小遣い計5,200円) 医療・衛生保健費 約20,000円 (指定難病患者はその病気の治療絡みならだいぶ補助が受けられるのだが、配偶者が子供達の形式的な扶養を打ち切らず保険証を寄越しもしないため、子供こと長男がちょっと病むと全額自己負担治療となり、こんなものではない大金がふっ飛ぶ…。母親のレギュラー通院は現在内科、心療内科、婦人科だが、婦人科は職業との絡みがあるので一部職業費に計上) 職業費 約70,000円 (内訳・仕事場への交通費約10,000円の他、職業の上でしか着ない衣装代約15,000円、化粧品代15,000円、美容室代月割約5,000円、職業専用携帯電話の利用料金5000円、婦人科での検査・投薬代15,000円、仕事場で使用する衛生消耗品代5000円を計上している) 通信費 約14,000円 (内訳・自宅電話料金ADSL含め6,500円、世帯主と子供二人の携帯計3台の料金7,500円) 保険費用 約9.800円 (内訳・国民共済1,600円、都民共済4,000円、ガン保険4,200円) 教養・娯楽費 約9,500円 (新聞代3,700円、NHK受信料2,300円、長男が駅前の露店で買ってくる週刊少年ジャンプ・マガジンへの補助500円 世帯主CD・書籍購入費用3,000円) 被服費 約5,000円 (世帯主、子供達の衣服。日常衣類は月割りにするとだいたいこんなもん) しめて 約400,000円きっちり! 計算した訳じゃないのに、こりゃまた見事に丸まった数字が出たな。 しかも見事に「これくらいは確実に出てる。出てってる…」と思っていた通りで泣ける…。 ちなみにこれは生活に関わる支出のみで、実はこの他に養老保険(これは貯蓄だろう…)の掛け金やら、自分が働けなかった時に借り入れたものの返済やら分割で払っているもの、実家への援助などの支出がある。それでだいたい50万消えるのが現在。…うーん。 正直、この家賃と職業費がなければもうちょっと身体にきつくない仕事の選択肢もあるのではないかと思った時もあるのだが、…腸管ベーチェットです他にもぱらぱら持病がありますとカムアウトして就ける「より身体にやさしい」正社員の職というのは、このご時世「やる気あるのかお前」ってなもんらしい。 病欠さんざんやらかす可能性があって、いや間違いなくやらかす人間が「手取りで月に25万お給料下さい」と言うのはバカの寝言でしかないしなぁ…。 さりとて、現在の職業では「稼ごうと思ったら」、これ以下の職業費削減は無理だしな。私があと十才若くてもろスタンダードな体型、かつ十人並みを飛び抜けているご面相ならともかくとして。ないものはこういう形で補わなければならない。 職業費、稼ぐ気がないのならいくらでも落とせるところではあるのだけど、落とした事もあったけど、ここは悲しいくらい収入との因果関係がはっきりしている。ああ、腹立たしい。 そして4月から、いや3月末から、教育費の出費がさらに3万ほど増える…。が、このまま頑張ると3月までに借入金の返済その1が終わるかも知れない…。そしたらその2があるわけなのだが。 頑張れオレ。かなりめげそうだけど頑張れオレ。 追記・「21世紀~」にも書いたけど、殿下、グラミー2部門での受賞おめでとう。 この間のアーティスト収入トップといい、なんつうか殿下からは「オレもやるから君もやれ」とのメッセージをもらっているような。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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