テーマ:■雑学王■(726)
カテゴリ:食品関連ニュース
知っていましたか? 薬とサプリメントの相互作用を・・・! 薬とサプリメントは概念的に異なるものですが、 一方では限りなく近い存在でもあります。 例えば、人気サプリのコエンザイムQ10やα-リポ酸は、 もともと医薬品として開発されたものだし かたや消炎鎮痛剤のアスピリンや抗凝血剤の ワルファリンなどの天然物由来の薬も少なくないです。 このように間柄が近くなってくると見過ごせないのが相互作用です。 医薬品ではワルファリンが、サプリメントでは抗鬱作用が あるとされるハーブのセントジョーンズワートが それぞれ相互作用事例数のトップになっています。 ワルファリンと同様の作用をもつサプリメント成分は多いです。 紫イペやメリロット、またイチョウは刃やにんにく、ショウガ、 EPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸`)等も 血小板の凝集を抑える働きがあるので、 ワルファリンの作用を増強すると考えられています。 逆にセントジョーンズワートは、ワルファリンの効果を弱めます。 このハーブは、薬物代謝酵素の働きに影響を与えるため、 免疫抑制剤や経口避妊薬、抗HIV薬など、多くの薬の効果を弱めてしまいます。 たたし「食品」なので、製品にそうした注意書きはほとんど見当たらないですが・・・ いずれにせよ、こうした相互作用はほとんどが過去の事例報告から学ぶよりほかない。 現在の文献情報は、城西大学薬学部のサイトに「食品・医薬品相互作用データベース」 http://mail.josai.ac.jp/~cdhn2/DB/cdhndb が無料公開されているので、ご参照を!! 沈みがちな気分にセントジョンズワート:チンキ剤10%OFF お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[食品関連ニュース] カテゴリの最新記事
|
|