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茶楽人の茶の湯

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2005年09月19日
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今年の4月1日、とんとんと話がすすんで和子先生のお宅にお邪魔し、購入をした水指と茶入れをとりにいくことになりました。

しかし、今思えば住所だけでたどり着いたそのお宅は非常に難しい場所でした。マニュアルナビ(って地図のことですが)があれば住所だけでたどり着くと思ったのですが、、地図に表記されていない山の中なのです。

途中、電話を入れると○○という工場の左にアイアンの門があり、砂利道になると思うけれどそこからがうちの敷地よ、と言われました。確かにアイアンの門に砂利道がありました。が、とても人家があるような風情ではありません。行くしかありませんので車を進めると、出てきました。貯水池とお家が。

夏にはこの貯水池で舟を浮かべて蛍を楽しむのだとか。なんて風情のあることでしょうか。

さて、到着した先生のお宅で色々なものを拝見させていただきました。その中には前回お話していた中で宗旦(千利休の戸籍上の孫)の自作茶杓があるとお聞きしていたその茶杓。それはそれはなんて長いのかと思うほど、いつも使う茶杓の1.5倍あるのではないかと思うほどの長さがありました。
和子先生いわく自作の茶杓であるから宗旦は手が長かったのよ、と。

そしてお昼も先生の手作りで頂戴し、使われる器は先生の作品。残念なのは黄瀬戸の卵型の器ですが、ご飯を入れる部分とその上に漬物でも入れる皿の部分それをセットすると蓋をかぶせる、すると卵型になるのです。それは手間がかかるから自宅使いしか作らないの、と先制されあえなくオーダーできずでした。

そしてなん服かお茶も頂き、そして現れたお茶碗が果たしてなんだったのでしょうか。それはまた明日。





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最終更新日  2005年09月19日 21時13分32秒
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