カテゴリ:舞台
「カリギュラ」観てきましたよ。
******************************************************************* 作家アルベール・カミュの戯曲 演出:蜷川幸雄 ローマ帝国の若き皇帝カリギュラは恋人で妹の突然の死により、 「人は死ぬ。そして人は幸福ではない」という真理に行き着く。 この耐え難い不条理に戦いを挑み、不可能なものを手に入れようと決心する。 「運命が不可能なものであるならば自らが運命になる」と、権力を行使し、 残虐非道な行為を繰り返し暴君となる。 人民の財産を奪い、命を奪い、家臣たちの身内にまで手を下す。 ******************************************************************** ここから、何かを感じ得る……というのには、とても難しい物語でした。 でもこの独裁者と化したカリギュラのむなしさは、なんとなくわかる気もしました。 このカリギュラほど非道にならないまでも、何も失うものが無くなった時 何かを失うことが怖くなくなった時、人はどれだけ理性を保っていられるだろう。 そもそも、その理性っていったい何なのでしょう。 なんちって……こういう舞台を観ると、不思議な思考回路にハマりますね。 とか言いつつ、休憩後の二幕目はすごい睡魔と闘っていた私でしたが。。。 アンコール最後の最後、舞台袖で見せてくれた旬君の素の笑顔 キュンっっときました めがねの旬くんもステキっ でも今回私がもっとキュンとさせてくれたのは、 カリギュラを支えたエリコンを演じた 横田栄司さんでぇ~す。 も~演技がとても良かったんですよぉ~ 見た目の渋さとは違って、やんちゃな役どころがとっても合っていて、 力んでないのに、すごく力強く、張り上げてないのに、どこまでも通る声。 もう少したくさん観ていたかった俳優さんでした。 3時間半弱の舞台のあとは、終電まで残りわずかながら そのまま帰るワケのない私達は、近場の居酒屋へ。 ふと気がつくと、終電間近……なのに、まだまだ盛り上がり中。 ってことで、parrotさんをうちに泊めることにして、時間を見るのをやめた。 ……なのに私達ったら、店を出ても家には帰らずカラオケへ。 そして、なんとオールしてしまいました だって、だってね~、私達が入った時間は既にフリータイムの時間で 朝5時まで980円ぽっきり(ソフトドリンク飲み放題)だったのね。 そしたら、歌っちゃうでしょ~、朝まで。 ……途中語りも入りながら…たっぷり遊んで大満足!! 今週2回目のオールでした。 …若いぞ、私 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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