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本日は「歩いても歩いても」を観に行った。
「歩いても歩いても」は是枝裕和監督最新作のホームドラマ。 夏の1日だけの短い間の「当たり前」な出来事を会話の中に凝縮させており、その中に各自の思いなどがつめられている。 ストーリーは以下。(シネカノンHPより抜粋) 開業医を営んでいた横山恭平と妻とし子の家に、長女ちなみと次男良多、そしてそれぞれの家族が集まった。皆、この家の長男だった純平の命日に合わせての帰郷だ。良多は優秀だった亡き兄といまだに比較される、何をやらせてもちょっと冴えない男。現在失業中であることも妻にしか告げておらず、なんとかこの場をやり過ごして早く戻りたいと思っている。やがていつもの年と変わらない夏の一日が始まってゆく。 たったの1泊2日なのに、こんなにも家族って会話をしているんだと驚く。 そしてその普段の会話の中に色んな思いがあるんだと驚く。 印象的な台詞があった。 「俺はいつも間に合わないんだよな」。 いつもじゃないけれど、誰だって時々は、間に合わないって事はあるだろう。 その「間に合わない」がどういう意味を持つのか、どんな思いへと変化するのか。 たった一言だけど、考える台詞。 でもシリアスな内容では無い。 笑いもあるし、切ない事もある。 本当に、本当に会話の1つ1つが「当たり前の家族」だ。 まったりと進んで行くこの映画。 ルーティーンな日々を送っている時に観るのはいいかもしれない。 公式HPはこちら。 http://www.aruitemo.com/index.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年07月17日 22時47分54秒
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