『最後の授業』
3月28日(土)雨今日は 高校の時の国語の先生が退職されるその記念の最後の授業。 夏の同窓会で誰かが持ち出し国語の授業をしていただくことが夏から決まっていた。懐かしい母校。懐かしい友達。懐かしい先生の現代文古文・漢文。楽しい楽しいひとときでした。「雪 三好 達治」「大漁 金子」「私と小鳥と鈴と 金子みすゞ」「徒然草 第九二段 吉田兼好」「四面皆楚歌 司馬遷」「雪」の解釈の討論ほぼ全員が平穏さ 温かさ 自然のひろがりを 読み取っていた。あの頃だったら どんな読みをしただろう。「金子みすゞ」の見えない物をみる目私たちが高校の頃はまだたくさんの人には知られていなかった「金子みすゞ」「鈴と」の「と」「モンテーニュ」の200年も前の「吉田兼好」の思想「力は山を抜き 気は世を蓋ふ 時 利あらず 騅逝かず 騅の逝かざる 奈何すべき。 虞や虞や 若を奈何せんと」の 朗々とした読み。 高校時代が一気によみがえってきた。ホワイトボーででもしっかり会話できるのが友達だなと 再認識。声出して話してよければ夜の同窓会にも行きたかった。そして実家の母の帰る日。先生の授業ついでに母を実家まで送っていく。車の中はず~っと無言それはそれでおもしろかったな。母は 童謡を喜んで聴いていました。