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♪音楽教室日記

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2008年01月28日
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1月、2月。

この数年、1月2月になると、
「受験のため曜日を・・」
「続ける時間が・・」
の生徒がポロポロでてきます。

中学受験のための塾が新5年生になるために、本格化するからのようです。

今4年生といえば、仮に1年生から習い始めていたら、そんなにがつがつ練習する子でなくても、色んな音楽の決まりもわかってきて、まとまった曲も弾けてきて、テレビの好きな曲もでてきたり、学校で演奏するチャンスもでてきたり、

私からみたら

「さあ!これから(^o^)/」

の子たち、実に多い年齢。
私学に行っている子達は、そうそう大きな変化はないにしろ、公立からの私立受験組は、5年生から週3回、4回の塾通いをそろそろはじめるあたり。

毎年の事ですが、
「塾は週何回いくの??」
「4回!」

と聞くと、
ピアノを続けることがこの子にとって負担になるか、息抜きになるか?家庭の経済状況の事や、ついつい立ち入った事まで、やっぱり気になります。

しかし、
ピアノの上達時期としても、またまた面白い時期なんですよね。

学校の忙しい時期とピアノの上達時期も重なるように、
♪5,6年生
♪中学生
♪高校生
いいだしたら、全部大切な時期??かもしれないですが・・・

もちろん、個人個人様々ですが、私がおおまかに感じるのは

~5,6年生~
 ようやく、決まりがわかってきて、自分で解決できる事も多くなる。
 有名な曲も弾けるようになったり、弾きたい曲や好きな曲も意識しだしたり「ピアノを習っている」という事に、自覚がでてくる時期。

~中学生~
 本格的な音楽に触れられる時期。学校でも鑑賞授業も増え、教養も身につけられたり、合唱祭や部活も音楽で活躍できるチャンスもある時期。
 
~高校生~
 将来の選択も考えてきて、音楽の関わり方も考えるとき。
音大コースではなくても、教員だったり、教養のためだったり、好きな曲もずいぶん出てきて、クラシック、ポピュラーと、幅広く勉強するのにいい時期

と感じています。
大まかすぎますが・・
5,6年生なんて、これから何を教えようか!
なんて時期。
しかし、週4回の塾、それにピアノ・・
キチンとさんタイプの子は、通う事だけでダメージがくる場合もあります・・

そこで、そんな状況の生徒のお母さんには、
企業関係教室の生徒は難しいところもありですが
毎週がつらいなら
「月2回」とうのも進めます。
月2回30分づつでも、60分づつでも。

そのかわり
「大変なら練習は家でしないでください」
と付け加えます。

練習をいつもしてくる子には、むしろ、そういいます。

プレッシャーでピアノが嫌になる前に。
その子の様子を見ながら、大曲に挑戦しなくても、いろんな方向から攻めつつ、レッスン内でだいたいの読譜をしつつ、家では、楽しく弾けるような工夫。
そんな事もできるはず。

勉強の息抜きになれたら、理想的だと思います。

体も成長し、手の骨格もしっかりしてきたり、そんな状況で、これから!の時にレッスンやめてはもったいない。
例えば、受験時期の5,6年生の2年間、ピアノをやめてしまったら、
復活はかなり大変。

実際、一時やめたつもりでも、中学生で復帰するつもりでも、そう、うまくいかないもので、入学したら学校や部活も忙しくて、ピアノどうしようか・・
まあ、もう、いいか~。
と・・・なる場合が大半。
綱渡り状態のレッスンでも、続けていたら、その先が見えてくる。
子どもの2年間、大人の10年分くらいかも??

ピアノがすべてではないですが、せっかく、楽しみがわかるかも!
という入口の状況。
遊びに来る感覚で、レッスン続けても、それなりに上達するもので・・。

のんびり構えて、息抜き感覚のレッスン。
これも充分、よいレッスンだと感じています。

そんな年代の子どもたち、ぜひ、先生と相談して、上手に音楽を続けられたらいいな~と、毎年この時期、受験組の子たちを見るとよく、思う出来事です(^-^)

















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Last updated  2008年01月28日 19時40分39秒
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