♪緊張
緊張するこれ、いやですね~(笑)人前で弾く時。私は、あんまり緊張しない方だと思います。たぶん、緊張しなくなったという方が正しいかも。通常かどうか?といえば、通常とは異なるので、通常とは違う気もします。ドキドキするとか足が震えるとか、そういう事よりも、ワクワクしてドキドキする感じな気もします。なんでそう思うようになったかというと、絶対に、おわりがあるから。終わった後、絶対もう1回やりたいって思うから、(失敗しても、うまくいっても)だったら、その時間ワクワクしたいって思うようになった気がします。子どもの時はどうだったんだろう?受験やオーディションの時はどうだったんだろう??そう思うと、確かに当時は緊張してた気もします。思うようにキン肉が?動かない??そういう感覚だった気がします。だから、小さくまとまる。確かに、そうだった気がします。生徒たちを教えていて思ったのが、緊張するほどバカバカしいものはなくて、なんで、いつもみたいにできないのか??って、普段レッスンで見る生徒よりも6割くらいの力しか出せないそういう現場を目の当たりにすると、おいおい、ばかばかしいよ、って。多分、そういう現場ばかりみているから結局自分がそこを実践しないといけないのか?って実感していったのかもしれませんね~。だいたい、見ている方は、もっとあっさり鑑賞してるものなので。でも(笑)生徒たちの緊張をみるのは、ちょっとおかしいです。普段、わりと反抗的な?だったり逆に口数少ない子だったり、むしろわがまま放題の子だったりの生徒に限ってちょっと、めんどくさいか?な、生徒に限って!「ねえねえ、先生先生ーこれはさー」「先生先生、今何時??」とか(笑)やたらと。やたらと~~~質問オンパレードで、曲に関する質問よりも、緊張を隠すかのように、どうでもいい質問をする事が多いんですよ。ああああーーーーーわかったわかった!!!!うるさいよ~~~~!!!!!(笑)っていいたくなるくらい、うるさいうるさい(笑)一方、こっそり緊張してこっそり出番を終える子もいますし、ありえないくらい、ぶるぶる震えて演奏する子もいますが。「緊張する」って、あえて言える子とは対称にどうでもいい事をやたらと、口数が多くなる子もいますこういうちょっとした変化を親御さんたちは知らないんですよ。こっそり、こんな感じでね、って親御さんに報告するとみなさん、揃って「えええええ~~~そんななんですか~~!!!!」って、驚かれること多いです。つい最近の発表会では中学生の、私よりもはるかに大きい男の子なのに私を見つければ後を付いてきて(笑)ねえねえ、ねえねえ、ってどうでもいい質問をしつつ、いったい何の用件なの???っていいたいくらい、古典的ないいまわしですけど金魚のフンってこういうこと??普段は、あーとか、うーとかしか話さないくせにね~(笑)そこはあれです。「緊張してんでしょーーー」そんなこと言ったら、もろくも崩れちゃうので、うんうん、って聞く事に徹するんですけど(笑)そんな、非日常の姿をみられるのも、面白い仕事だと思ったりです。緊張の形みんなそれぞれです。