カテゴリ:好きなこと
2004/11/20 sabato
やっと「カエサル」読み終わった。 塩野七生著「ローマ人の物語」文庫版11・12・13の3冊だ。 3冊と言っても、ハードカバー1冊を分冊にしているので、実は1冊しか読んでないという事になるのだけれど。 面白くない訳じゃない。 飽きちゃう訳じゃない。 むしろワクワクしながら読んでいるのに、このペース。 そりゃ~ミステリーのようなわけにはいかないこと分かっているけれど、こんなペースじゃ積ん読になってるのはいつになったら片づくやら。 それにしても今年は、「クアトロラガッツィ」やらゲーテの「イタリア紀行」なんて時間のかかったものも読んでるから、年間の読書数は随分減ってるだろう。 かつては、なるべく数多く読みたいと思った時期もあったけれど、いつの間にか、あまり軽いものは避けるようになってきている気がする。 でもやっぱり、面白いミステリーが無性に読みたくなる。 これを見つけるのがまたなかなか大変なんだけど。 何しろ、いろいろなタイプがあって、人の好みもそれぞれで、他の人から良かったといわれて読んでも不満が残ることが多くて、自分で見つけるしかないのだ。 さあ、今出ている文庫版の最後「パクス・ロマーナ」にはいるぞ~と思ったら、偶然にもNHKスペシャルで今日から「ローマ帝国」が始まった。 最初の皇帝アウグストゥス(オクタヴィアヌス)からだ。 何だか酷く冷酷な人のようにいわれていたけれど、塩野さんの本を読んだところでは、それも、あれほど寛容だったカエサルが暗殺されたという背景があったから。 目指すところはカエサルと同じパクス・ロマーナ(ローマの平和)だったのだ。 文庫本3冊で、どの辺の時代まで行くのかわからないが、TVも3週間でどの辺までやるのか分からないが、チョット面白いことになりそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月21日 23時13分33秒
コメント(0) | コメントを書く |
|