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LA STANZA CHIARA 〜キアラの覚書〜

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2005年03月20日
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カテゴリ:教会
2005/03/20 domenica
今日からいよいよ聖週間にはいる。
キリストの受難と復活の1週間をミサの中で再現する。
今日はその第1日目「枝の日」と呼ばれる。

いつもの終日のミサの時間にお聖堂の前に集まった会衆に木の枝が渡される。
その枝を手に歌いながらお聖堂に入っていく。
民衆が枝を手に「ダビデの子にホサナ」と歓呼して迎えたというイエスのエルサレム入城を、記念している。
この時点ではイエスをイスラエルの王と歓迎したその民衆が、信じられないことに数日後には「十字架につけろ!」と叫ぶのだ。

この1週間の出来事は、映画「パッション」で素晴らしい映像になっていた。
そして「ダ・ヴィンチ・コード」で盛り上がったダ・ヴィンチの「最後の晩餐」もこのなかの木曜日のこと。
その晩餐(ミサ)に備えて、前日の水曜日には、教会で、いわゆる種なしパン(酵母の入らない堅いもの)を作り、ミサの中では12人の信徒を選んで、イエスに倣って司祭が足を洗う。

金曜日は十字架につけられる日なので、その日のミサは、暗闇の中でひっそりと終わる。

そして、土曜日の夜(その昔は、日没と共に日が変わったとか)に復活される。
前夜に続いて暗闇の中で始まり「キリストの光」を表す大きなろうそくの入場。
一人一人が手にしたろうそくにも順に火を貰って、明るくなったお聖堂で、喜びのミサとなる。

翌日曜日はもうみんな口々に「ご復活おめでとう」と集まる。
クリスマスの教会に来る俄クリスチャンの方々、聖週間にも是非1度教会を訪れてみて欲しいもの。
そして、映画「パッション」で何かを感じた方も・・・

2002年に丁度フィレンツェで復活祭に当たった時は、道行く人も晴れ晴れとした表情で、ピアッツァ(広場)では誰も彼もが心から楽しそうに騒いでいた。
最近は教会に行く人少なくなってきた、ときいているが、長い歴史の中ではぐくまれてきたものはこうして人の心に残るのだと、羨ましい気がした。

日本には日本の伝統的な楽しい行事がある。
しかし、心までちゃんと伝えてきているだろうか?
それを教えるのが家庭だけでなく、教会のような場があったらよかったと思う。





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最終更新日  2005年03月23日 02時15分42秒
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