カテゴリ:音訳ボランティア
2005/05/08 domenica
雑誌校正当番。 日曜日に当たるというのも珍しいことだ。 「小説新潮」の、時々あるポルノっぽい小説特集だった。 みんな読むのをいやがる特集だが、当番は事務的に決めてしまうので避けられない。 全編収録するわけではないが、特集は出来るだけ入れるという約束になっているので、せいぜい少しでもソフトなものを選ぶしかない。 今回校正したのは、 ?戦後の進駐軍兵士相手の街娼の話。 ?子持ちでパートの他に、生活のために風俗で働く女性の話。 ?そして埋め草は、元「噂の真相」の編集長のエッセイ。 ?は、言ってみればセピア色の写真みたいな小説で、これは舞台が仙台で、東北弁でルビがうってあり、それが読む側にはチョット難しかったかも知れない。 ?は、最近TVのトーク番組などでよく見る室井佑月の小説で、1度読んでみたいと思っていた作家だったので、出逢いが嬉しかった。 ほんの20ページほどのものだが、何となく聞いてる作家自身の経歴と重なるような小品。 ただ、最後がチョット・・・ ?も何かと気になってた人のエッセイで、経歴が分かって・・・なるほど、といったところ。 ボランティアの余録みたいな、こうして新たな作品との出会いは楽しい。 今日の読み手は、きちっと読むタイプでミスは少ない。 普通は終わったところで、電話で連絡するのだが、すでに図書館に来て待機していたのでビックリ。 しかも、母の日だからと、赤いカーネーションを1本携えて。 年上(多分?)の人から、貰うっていうのもなんか奇妙な感じ。 ダ行とラ行の滑舌が危うかったが、本人も癖と承知しているので、口頭で伝達。 帰りに、図書館の近くの友達のところに寄って、長く貸していたバイオリンを帰して貰って、チョットお喋りをして家に帰ったら、non親子と、ピンクのカーネーションの花束が待っていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月10日 08時58分37秒
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