カテゴリ:お散歩
2006/02/10 venerdi
ことの始まりは、一昨日の夜。 ケルン在住の友達が電話を掛けてきた。 「あら、東京?」 「ううん、まだ静岡なんだけど、プリペイドカードがなくなりそうだから、また明日掛けるわね」 「?????」 そして昨夜、 「明日のコンサートだけど」 「えっ、明日なの?聞いてないよ」 「あら、そうだったの?明日7時サントリー小ホールだから。 受付に切符置いておくから、来られたら来て~。 今度は、凄く上手いギタリスト連れてきたから。 この前と全然違うから、聴いて欲しい。 でも、無理しないでいいからね」 そういえば、この前東京駅で共通の友達にあった時 「SHOKOちゃん帰ってきているのよ」 「またコンサートやるの?」 「さあ、でもギタリストがもうじき来るとか言ってたから、やるんじゃない」 「何日か聞いといて」 そんな会話したような気がする。 その後何も連絡ないまま一昨日の電話だった。 行きたいけど、イタリア語の後、仲間の由紀さんのBag's展にみんなで行くことになるかも知れないから、そしたら疲れていけないかもしれない。 それに、寒くなるようだったらもう絶対止めよう。 そう決めておいた。 そして今日、 予定通りイタリア語の帰りは仲間2人と恵比寿に。 夕方になってもあまり冷え込む様子なく、出張から帰る関白も、お夕飯何処かで食べて来ると言うので、余裕で出掛けられた。 南北線が出来てからは、サントリーホールも行きやすくなったけど、何年ぶりだろう。 行ってみて初めて知った今日のコンサート 日本の作曲家2006 第2夜。 6人の作曲家が紹介されている。 彼女志田笙子の曲は「合」(GOH) ピッコロとギターで、「相撲の立合いをイメージして、その勝負が終わる時までを書いたもの」(当日プログラム) 昨年奏楽堂で聴いたのと同じ曲なのだが、演奏家が違ったので、印象がまるで違う。 中身の濃さが違うって感じ。 現代音楽が特に好きというわけではなく、ただ好奇心から機会があれば聴きにいくのだが、理解不能というか、感想を訊かれても、何と言っていいか分からないものも多くて困ることがある。 私の基準があるとすれば、それはもう1度聴きたいかどうかということだが、今日の中では、ヴァイオリン・ピアノ・そして彼女の曲が良かった。 それは、演奏家の技量にも大いに関係しているのだろうと思う。 いつも聴きながら、どんな楽譜を見て弾いているのか不思議でしょうがなかった。 そしたら、終わってロビーに出てみたら、今日演奏された曲の楽譜を売っていたので、彼女の曲を買ってみた。《高かったけど、お祝儀だ!》 始めに、何ページにも渡って、凡例があり、いろんな記号が書かれている。 それらが、五線譜の周りにいっぱい書き込まれて、指示を出してるらしい。 勿論、サッパリ分からない。 予期せぬ、木村かをりさんの演奏も聴けて、ロビーでは岩城宏之氏の姿も見かけ、何だかご機嫌の夜になった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月15日 00時07分22秒
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