テーマ:88歳@グループホーム(17)
カテゴリ:家族
2006/04/10 lunedi
内科医に88歳の薬を貰いに行く。 午前の診察時間の最後だったので、久し振りに主治医に報告やら相談やら。 1人でいた時、我が家にいた時に較べて、内科的には極めていい状態にあるし、看護師もスタッフに入って心強いのだが、いつまで、グループホームにいられるのか?という不安は常にある。 あくまでも共同生活の中で、認知症の進行を遅らせるという目的の施設であるわけで、共同生活ができなくなった時はどうなるのだろう? お正月休みに一時帰宅したおじいさんが、体調崩し家から救急車で入院、年が明けて退院後一度GHに戻ってきたものの、また幾日もしないうちに再入院になって、とうとう退所となってしまった例がある。 施設の統括責任者Nさんは、看取りまで出来るようにということを考えて造ったと言っていたけれど、勿論まだ先例はなく、現実となった時にはどうだろう、出来るのだろうか。 ホントにいろんなケースがあり、予測の付かないことであるだけに、相談に乗って貰えるひとを1人でも多く確保しておきたいという気持ちが私にはある。 その点、この医院は、大先生の代から、家族中がお世話になっており、子供たちが地元の学校に行ってた時は校医さんであったり、PTA会長さんであったりで、我が家の事情もよく知っていてくれるので、心強い。 午後、グループホームに行く。 「あら、今日は何?」 相変わらず素っ気ない。 「お薬届けに来たのよ」 「アタシの?今はもうどこも悪くないわよ」 毎日呑んでる、降圧剤や、血液さらさらにする薬のことなど忘れてしまっているのか? そうかと思うと、来月江東の病院には一緒に行こうというと、 「あら、嬉しい。美味しいお寿司がまた食べられるわね」 と、この前確か2月に行った時のこと覚えている。 どういうことなら覚えていて、どういったことは直ぐ忘れてしまうのか? 未だにサッパリ分からない。 特に印象の強かったことや、自分がどうしても必要なことは忘れないのだとしたら・・・ 私も同じだ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月13日 22時53分49秒
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