LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

２００６／１２／０３　domenica
今日から待降節。
クリスマスまで、あと４週間。
この頃から、クリスマスの準備にはいることになっている。

日本では、もう１か月も前から、あちこちにクリスマスツリーやらイルミネーション、
デパートやスーパーにはクリスマスキャロルが流れている。
少し前まで馴染みのなかったハロウィンが終わるやいなや、
街中クリスマスになったみたい。
ホントのクリスマスの時にはもう、飽きちゃったり、
飾り物が色褪せちゃったりしないのだろうか。

今日から、いろんなクリスマスの飾り付けが見られる・・・筈。
世界中がそうだと思ってたら、何時か12月半ばにバチカン行った時、
サンピエトロ広場の巨大プレゼーピオが、まだ建設途中で、がっかりした。
イタリアのことだ、予定通りには行かないのかも知れない。
それより、もうクリスマスが終わって、もっと押し詰まってからアシジに行った時、
フランチェスコ教会の庭に、等身大のプレゼーピオが並んでいたのに感激した。
日本の街は、25日過ぎると、待ってましたとばかりに、お正月の飾り付けに
変わってしまうけれど、ヨーロッパでは、１月６日の「主の公現」の日まで
飾り付けは残っているから、12月早めに行ってもみられないのかも。
でも、クリスマスグッズを買おうと思ったら、早い方がイイしな～。


教会でも、いつものように祭壇脇に完成されていた。
毎年見るものなのに、これから１か月いつでも見られるのに、
ミサが終わると、何となく人が集まる。
何年か前までは、後ろの天井から大きなアドベンツクランツがさがって、
待降節にはいると、毎週、１本ずつ赤いろうそくがともされていった。
でも、オルガンを新しくした時天井が低くなったこと、或いは、それだけじゃなく、
防災上でも厳しくなって出来なくなったのかも知れないが、今はない。

売店にもクリスマスグッズが揃っているのだろうが、
人が一杯だったので、今日は寄らずに帰ってきた。