テーマ:本のある暮らし(3300)
カテゴリ:好きなこと
2006/12/30 sabato
こんな年の瀬に、 本なんか読んでる場合じゃない!というのに、 嵌ってしまった。 森ワールド! 4年前「すべてがFになる」を読んで、このような推理小説の出現に衝撃。 以来、2つのシリーズ各10作を読み、ほかの作品にもチョコチョコ手を出しているが、 この「四季」シリーズは気になりながら、あくまでも文庫で、 と思っていたので、随分待たされた。 ようやく、春夏秋冬が出揃い、ほかの本に区切りもよかったので、読み始めた。 タイトルの四季が、天才少女として第1作「すべてがFになる」から登場する 真賀田四季を示すことは推測していたが、 ほかには特に予備知識もないまま読み進んでいった。 そしてこの慌ただしく、いろいろ用事の立て込んでる時に、嵌った。 まさに寸暇を惜しんで、読んでいるのだが、まだ、夏が終わったところで、 秋に入ったくらいで、年を越すことになるのだろう。 前2つのシリーズを、あまり深く考えず、ただ面白く読んでいた。 しかし、この四季で、分散していたと思ってたことが悉く、関連を持ってくる。 そして、それらがすべて、この真賀田四季を描くために用意されていたのか? 何とも衝撃的。 それをこれまでの作品で、全く覚らせない著者の綿密な構成力。 改めてビックリ。 文字通り寸暇を惜しんで、細かい時間の隙間を拾いながら、読んでいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月04日 15時08分59秒
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