カテゴリ:こんな日
2007/05/26 sabato
我が家は、ず~っと鋼の包丁を使っている。 頂き物などで、ステンレスもセラミックも、試してみたことはあるけれど、 どうにも切れ味が気に入らない。 そして、切れなくなると、持ってる中砥で、研ぐのだが、 所詮素人が自己流で研いだところで、また直に切れなくなる。 何ヶ月かに1度は、プロに研いで貰いたい。 ところが、最近は研ぎ屋さんが廻ってくることはなく、刃物やさんというのも、 姿を消した。 ただ、デパートには、偶にイベントで刃物屋さんが来て研いでいることがある。 前もって分かれば、持って行くのだが、たまたま行ったらやってた、 ということが多いから、なかなかチャンスを捕まえられない。 ところが、昨年の秋、近くの商店街に出来た 小さな小さな雑貨屋さんが、 「研ぎ」をやってくれると言うので、 2本交代で頼んで、快適に使ってきた。 そして、さすがにそろそろ研ぎ時。 この間から、行かなくちゃ、と思っていた。 それに、何となく時々覗いてみたくなる、 小さいけど楽しい雑貨屋さんなのだ。 研ぎをお願いしながら、お店の様子もみてきたいというのが本当のところ。 とりあえず、ペティナイフの方を持って行った。 お店をやっているのは、若い女性で、研ぎをするのは彼女のお兄さん。 ですから、預けた包丁は、いつもは、一晩お泊まり。 ところが今日お店番してたのは、そのお兄さん。 「あとで取りに来ますか?それとも明日でいいですか?」 と聞かれたが、若いカップルが、お店の中のベンチに座りこんでいて、 狭い店内をいろいろ見るのも難しそうだったので、 「明日また来ます」 と言って店を出てしまった。 その足で、月曜日にそこで集まりをするという、まちづくり倶楽部の仲間が、 近くで新しく始めたという画廊の場所を確認に行った。 すると彼は、何やら手持ちぶさたな様子で、店の前にいた。 「見てってよ」 「ちょっと今日は、まだ用があるから、月曜日にお邪魔します」 「月曜日だけじゃなく、いつでも来て。朝は弱いからダメだけど、 12時過ぎなら、何時でもいるから」 彼も建築家で、素敵なスケッチを描く人。 持ち歩いてるスケッチブックを、見せろとみんなで言ったのに、見せてくれなかった。 今度は、見られるのかな~? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月31日 15時50分56秒
コメント(0) | コメントを書く
[こんな日] カテゴリの最新記事
|
|