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小さな宝物

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ちびえみ。

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2009年10月15日
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カテゴリ:愛読書

神様のカルテ

180.神様のカルテ

神の手を持つ医者はいなくても、この病院では奇蹟が起きる。夏目漱石を敬愛し、ハルさんを愛する青年は、信州にある「24時間、365日対応」の病院で、今日も勤務中。読んだ人すべての心を温かくする、新たなベストセラー。

現役ドクターが書かれてるんですよね。
実際に地域医療に携わってるから書けるっていう感じがしました。
しかも文章が読みやすくて、優しい雰囲気。
きっとムンテラが上手なドクターなんだろうなとちょっと想像してしまいました。
私も昔本庄病院と似たようなところで働いてたんですよね。
医師の連続勤務の過酷さは半端じゃなかったです。
結局その病院は内科ドクターが全員一斉にやめてしまうという結果に
なってしまうのですが・・・。
仕事はきつい・・・でも自分がやめたら残された人はもっときつくなってしまう・・・。
ナースにもつきまとっていたあの悪循環。
思い出すだけで疲労が・・・(汗)
私はその病棟で2ヶ月で7kgのダイエット(?)に成功しましたが・・・。

糖尿病やアルコールの肝障害の患者さんの描写はとても上手いですね。
本当にいるような人ばかりだもの。
まだ笑えるくらいの人だからいいけど、もっともっとすごい人が
現実にはいるわけで・・・・。

まあそんなこんなで当時のことを懐かしく思い出す一冊でした。
読み終わったあとは心がほんわか。
ただ一止先生の最後の選択は私的にはちょっと残念。
もう一つの選択肢を選んで欲しかったなあ。。。。

病院の描写もいいですが、御嶽荘のお話が好き。
なので2話目の「門出の桜」が一番胸にじーんときました。

あとカスヤナガトさんの装丁がいうまでもなく素敵。







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最終更新日  2009年10月16日 17時23分00秒
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